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浅草のおすすめ観光ルート!~昭和の下町編~

一発屋
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どうも!人力車の車夫時代はお客さんが取れるように、朝は浅草寺をお参りしていた意外と神(じゃないけど)頼みな一発屋です!

さて今回の記事では久々に人力車関連のお話を書いていこうと思います。

私が人力車を引っ張っていた東京屈指の観光地『浅草』は一日や二日くらいでは回り切れないほどのたくさんの観光スポットがあります。

東京に旅行に来た方々は『とりあえず東京に来たら浅草ははずせないだろう』ということで浅草にいらっしゃるのですが、いざ来てみるとどこに行って何を見ていいのやら途方に暮れる方も少なくはありません。

そういった方々にはもちろん人力車による観光はおすすめです。

人力車観光の魅力は観光地をただガイドしてもらうということのみにあるわけではなく、乗り心地や車夫の軽妙なトークなど楽しめるアトラクション的な要素にあります。

人力車に乗れば、少ない観光時間でもギュッと凝縮された浅草の魅力を存分に味わうことができます。

…と、ここまでは人力車観光の宣伝になってしまいましたが、今回の記事では『人力車には乗ってみたいけどお金が…』という方に、徒歩でも十分楽しめる浅草のおすすめ観光ルートをこっそり(?)大公開します。

※記事中のGoogleマップ(ストリートビューなど)をiPhoneの画面で触れてしまうと強制的に記事の一番下まで飛ばされてしまう不具合があるようですので、iPhoneで記事をご覧の方はスクロールの際マップに触れないよう画面の端でスクロールしてください。

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浅草のおすすめ観光ルート~昭和の下町編~

さて、ここでは具体的に徒歩での浅草観光ルートをご紹介していくわけですが、そうはいっても浅草は広い!ということでとりあえず今回は浅草は雷門から始まる仲見世通りをはさんで西側の、昭和の下町風情がチラホラと残るおすすめ観光ルートをご紹介していこうと思います。

 浅草の昭和の風情を感じられる観光ルート

上のマップは浅草の仲見世通り西側のおすすめ観光スポットをつないだ観光ルートマップになります。

念のためにご説明しておきますが、『仲見世通り』とは『雷門』から浅草寺の入り口にある『宝蔵門(ほうぞうもん)』までのおよそ250mをつなぐ通りで、道の両脇に89の土産物店が軒を連ねる大変活気のある観光スポットとなっています(浅草仲見世商店街振興組合HP:http://asakusa-nakamise.jp/about/index.html より)。

浅草はこの仲見世通りをはさんで西と東で街の雰囲気がガラッと変わります。

また、西と東のそれぞれの街でも一本道を変えるだけでガラッと雰囲気が変わり、様々な表情を楽しむことが出来る街になっています。

このようにルートによって様々に表情を変化させる浅草の中で、今回ご紹介するのはこの仲見世通りをはさんで西側(マップでは左側)の、浅草の昭和の風景が残る下町観光ルートになります。

観光ルートの全長はおよそ2kmで、記念写真を撮ったりしながら寄り道して歩くことを考えると1時間ほどの距離になると思います。

以下にこの浅草の昭和の風景が残る下町観光ルートの観光スポットを箇条書きにします(アルファベットはマップのアルファベットに対応しています)。

浅草の昭和の風景が残る下町観光ルート

A.雷門

B.浅草寺

C.花やしき

D.凌雲閣記念碑

E.浅草ロック座

F.浅草演芸ホール

G.大黒屋天麩羅

H.たぬき通り

I.アンヂェラス

それではそれぞれの観光スポットについてちょっとした観光ガイドをしてみたいと思いますので、実際に浅草にお越しの際に思い出しながら観光してみてください。

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A.雷門

今回の観光ルートのスタート地点(ゴールもここですが)は、皆さんご存知の浅草のシンボル『雷門』になります。

歴史が古いと思っている方も多いとは思いますが、実はこの雷門自体の年齢はまだ58歳(2018年時点)

初代雷門は現在の位置よりも南の駒形橋付近にあったと言われています。

雷門は江戸時代の火災で何度か焼失した記録が残っており、その後何度か建て替えられたものの1866年の火災以降恒久的な建築物としての神内門は姿を消したと言われています。

その後、松下電器(現パナソニック)の創始者である松下幸之助さんが浅草寺のお参りの後に病気が完治したお礼として1960年に今の雷門が寄贈されたそうです(なんとポケットマネー)。

門の右には風神、左には雷神が祭られており、雷門建立の原点には五穀豊穣の願いが込められていたそうです。

トリビアになりますが、雷門でひときわ目を引く大提灯の重さはどのくらいあるかご存知でしょうか。

大提灯の重さは何と700kg

そして、大提灯の重化(本体の火袋ををとめてある金具)を見てみると寄贈した松下幸之助さんに敬意を表して銘板に『松下電器』と彫ってあるので浅草にお越しの際は見てみるといいでしょう。

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B.浅草寺

雷門をくぐり、仲見世通りを北に約250mほど進み宝蔵門をくぐると、雷門と並んで浅草のシンボルとして名高い『浅草寺』がお目見えします。

浅草寺は東京都内では最古のお寺で、その歴史は西暦628年にまでさかのぼります。

ざっくりとした説明になりますが、当時隅田川で投網の漁をしていた兄弟が網にかかっている仏像を発見します。

これを持ち帰った兄弟の主人がこの仏像を拝して出家し、自宅を寺に改めて供養したのが浅草寺の始まりと言われています。

その後、西暦645年に勝海上人という僧侶がこの寺を整備したのですが、夢で観音様に『仏像を秘仏とせよ』というお告げをいただいたことから『秘仏』と定め、それ以降一般に本尊が公開されることはありませんでした。

今現在でも本尊が公開されることはなく、『観音様は黄金で出来ている』だとか『実際は存在しないのでは…』などといった憶測がなされています。

浅草寺は火事によって何度か焼失した記録が残っていて、一番近いものだと東京大空襲で全焼してしまっています。

というわけで、歴史自体は大変古い浅草寺ですが建物自体はかなり近代的なものとなっていて、屋根が実はチタン製だったりします。

ちなみに浅草寺に初詣に行ったときにおみくじを引くとあり得ないほど『凶』が出ます。

『凶』が出たからと言って落胆する必要はありません。

実は浅草寺のおみくじは『凶』が多く入っていると言われています。

これは私も先輩車夫からのまた聞きになりますが、『凶をひいたらそれ以降は運気が上がっていくしかないから実はついてる』のだそうです。

ですので、浅草寺をお参りしておみくじで『凶』が出てしまったらむしろラッキーと思ってください。

ただし、一応『凶』のおみくじは持ち帰らずに結び付けて帰ってくださいね。

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C.花やしき

浅草寺をお参りしたら、西側に進路を取り花やしき通りを歩くと右手に見えるのが『花やしき』になります。

花やしきは日本最古の遊園地と言われており、開園はなんとペリー来航の1853年

開園当時は牡丹と菊細工を主とした植物園で、その後見世物小屋などを経て現在のスタイルの遊園地になっていったと言われています。

花やしきの名物は『ローラーコースター』で、こちらも日本最古のジェットコースターと言われています。

このローラーコースター、最高時速はたったの42キロでスリルがないかと思いきやガッタガッタ揺れるため別の意味でのスリルを味わうことができると評判のアトラクションになっています(ちなみにウサインボルトの最高時速は約44キロです)。

トリビアになりますが、このローラーコースターを建設していた当時いよいよ完成!という時にボルトが一本余っていたそうで、それが今でも花やしきの入り口に飾ってあります。

花やしきに行った際はぜひ余ったボルトを見てみてください。

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D.凌雲閣記念碑

花やしきを抜けたほど近い場所にあるのが『凌雲閣記念碑』になります。

現在、建物自体は残っておらず写真のように記念碑のみですので、見て楽しむといったたぐいのものではないかもしれせんが個人的にお気に入りなのでご紹介させていただきます。

凌雲閣は1890年に竣工した通称『浅草十二階』と呼ばれた、当時日本で初めての電動エレベータを備えた12階建てのタワーでした。

名称は『雲をも凌ぐほどの高さ』からつけられており、その高さおよそ52mは当時の日本では最高の高さを誇っていました。

当時、日本最高建築であることと日本初の電動エレベーターの存在で多数の観光客が押し寄せましたが、エレベーターは開業間もなく故障し12階へ階段で登らされる観光客が続出したということでした。

そこで苦肉の策で考え出されたのが、階段の壁に東京の美人の写真を貼り付けてコンテストする『東京百美人』という企画でした。

これは日本におけるミスコンテストの先駆けとも言われています。

このように良くも悪くも(?)日本最高や日本初が満載の凌雲閣は今や記念碑のみで、その記念碑が建っているのもパチンコ屋の前という風情もへったくれもない観光スポットですが、浅草にお越しの際は是非当時の日本の建築物に思いをはせてみてください。

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E.浅草ロック座


こちらは出来れば女性の方は読み飛ばしていただければありがたいと思います。

浅草ロック座』は現存するストリップ劇場の中では最大手、最古参のストリップ劇場になります。

かなり前になりますが、薬物事件で逮捕された元グラビアアイドルの小向美〇子がデビューするということで当時大変注目を浴びたのがこの浅草ロック座になります。

ご家族で観光される方には全く縁のない場所であると思いますが、男性同士で浅草を訪れたならば話のネタくらいにはなるのではないでしょうか(ちなみに私は入ったことはありませんよ)。

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F.浅草演芸ホール

浅草ロック座からすこし南下した場所に大変にぎやかな見た目の建物が見えてきます。

こちらが『浅草演芸ホール』になります。

演芸ホールは落語の寄席を公演していることで有名な劇場で、日テレの人気番組『笑点』メンバーの落語家さんたちも多数高座に上がっています

短い観光の時間では演芸ホール内で落語や芸を楽しむことは難しいかもしれませんが、演芸ホール前は記念撮影のスポットになっているので、ここで写真をとるのがおすすめです。

さてここでちょっとしたトリビアです。

演芸ホールの写真を見ていただくと劇場の壁に出演者の札が貼り付けられているのがわかると思いますが、文字の色に黒と赤があることに気づくと思います。

実は、黒が落語家さん、赤が現代で言うところの芸人さん(広い意味では落語家さんも芸人に入りますが)になります。

よく、『色物芸人』などと言う言葉を耳にすることがあると思いますが、実はこの『色物』はこの札の文字の色から来ていると言われています。

色物芸人というとあまり耳触りがよくないですが、演芸ホールではこの赤字で書かれた芸人さんが色物であり、テレビに出ている有名どころの芸人さん(ナイツさんとか)なんかも見ることができます。

もし浅草観光の時間がたくさんあるのであれば立ち寄ってみるのもいい記念になると思います。

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G.大黒屋天麩羅(本店)

浅草演芸ホールから南東方向にある浅草ロック通りを抜け、伝法院(でんぽういん)通りを中ほどまで進むと見えてくるのが、行列ができる天ぷらの名店『大黒屋(だいこくや)』になります。

ここまでの観光ルートを歩いてきてそろそろお腹も減ってきたということでしたら天ぷらでお昼ごはんにするというのもおすすめです。

ただし、大黒屋は平日祝日問わず行列ができる人気店なので、訪問の時間をお昼時のピーク(12時から13時くらいまで)を外した方がいいと思います。

また、大黒屋は本館よりも席数の多い別館がすぐ近くにあるのでそこで食べるというのも手です。

大黒屋の詳しい説明などは以前に書いた浅草オススメの天ぷら店の記事に載っていますので興味のある方はぜひご覧ください。

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H.たぬき通り


さて、天ぷらで腹ごしらえができたら食後の腹ごなしにまた先ほどの伝法院通りを歩きましょう。

マップ通りに進んでいくとマップのHのあたりから『たぬき通り商店街』に入ります。

このたぬき通りには、赤い装飾街路灯の腰の部分に11種類(12匹)の願かけたぬきが祭られていて、それぞれ違ったご利益があるとされています。

願かけたぬきは

  • 人情たぬき…対人関係
  • 開運たぬき…必勝、発展
  • 小町たぬき…美人、美しく
  • 地蔵たぬき…子宝、健康
  • 不動たぬき…交通安全、火除け
  • 夫婦たぬき…夫婦円満、仲直り
  • 招福たぬき…開運招福
  • 愛情たぬき…縁結び
  • 大師たぬき…厄除け
  • 天神たぬき…合格、学業成就
  • 大黒たぬき…金運、商売繁盛

の11種類で、いずれもお腹を三回なでるとご利益があると言われています。

たぬきたちは金属製で、お腹を見てみると観光客がみな撫でていくのでツルツルしています。

浅草にお越しの際は11種類すべてのご利益をコンプリートして幸せを目指しみてはいかがでしょうか。

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I.アンヂェラス

たぬき通りを抜けるとオレンジ通りというきれいな通りに出ます。

このオレンジ通りで、三時のおやつとコーヒーブレイクをとってみてはいかがでしょうか。

そこでおすすめするのが喫茶店『アンヂェラス』になります。

アンヂェラスは昭和を代表する文豪や漫画家に愛されてきた喫茶の名店で、名物は日本では初めて出されたとされる『ダッチコーヒー』になります。

レトロでおしゃれな店内で昭和の偉人たちに思いをはせながらいただくダッチコーヒーは格別です。

ぜひ浅草にお越しの際は休憩がてら立ち寄ってみてください。

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まとめ

さてさて、浅草のおすすめ観光ルートをマップ通り進みアンヂェラスでコーヒーをいただいたら最後は雷門に戻ってきて終了となります。

今回は仲見世をはさんで浅草の西側の昭和の下町風情の残るおすすめ観光ルートのご紹介と観光スポットのご紹介でしたが、いかがでしたでしょうか。

今回ご紹介したのは浅草の魅力のほんの一部ですので、また折を見ておすすめの観光情報をお伝えしていこうと思います。

それでは今回の記事はここで終了とさせていただきます。

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