そんな私に必須なのが防水のワイヤレスイヤホン。
特に今年は猛暑かつ台風が多いということでランニングには必須の相棒だったのですがつい最近壊れてしまったんですね。
元々私が使っていたのがこちらのBluetooth防水イヤホン。
IPX6の防水等級のあるワイヤレスイヤホンで、色が気に入ったのとイヤホンをつなぐひもの部分を点灯・点滅させることができて夜間のランニングに安心だったのでかなり重宝していました。
※詳しいことは過去に記事にしたことがあるので興味のある方はこちらからご覧ください。
ただ、いくら防水をうたっているイヤホンと言えど寿命はやがて訪れるもので二年半ほど使用してついに壊れてしまいました…。
ランニングに音楽を聴けないとやはりテンションが上がらないということで新たに購入したイヤホンがこちら。
前々から興味があった完全ワイヤレスのBluetooth防水イヤホンです。
ただ完全分離型のBluetooth防水ワイヤレスイヤホンというのはこの世にごまんとあり、機能を比較しているうちにめんどくさくなって結局購入しないという状態が続いていました。
とは言え使用していたイヤホンが壊れてしまってはどうしようもないので、本腰を入れて比較検討してみた結果このGinova製の『S8 Plus』が価格と機能のバランスがよさそうだということで購入にいたりました。
というわけで今回の記事ではS8 Plusの特徴の分析とランニングとお風呂場で使用した際のレビューを書いていきたいと思います。
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Bluetooth完全ワイヤレスイヤホン『S8 Plus』とことんレビュー
さていよいよ本題です。
今回私が購入したBluetooth完全ワイヤレス防水イヤホン『Ginova S8 Plus』について特徴の分析&使用感についてとことんレビューしてみたいと思います!
充電ケースについて(画像あり)
充電ケースの大きさや充電方法、ケーブルのポート(差し込み口)の位置など気になる方もいると思うのでまずはそこを画像とともに説明しておきます。
上の写真は充電ケースを上から撮影したものです。
とてもコンパクトにできていて実寸で横8.2㎝×縦5.3㎝×厚さ3.5㎝となっています。
一つ注意なのですが、販売サイトでも注意喚起されているようにケースのフタがとても固いです。
ですので、爪が伸びた状態でケースを開けようとすると下手をすると爪がはがれるので注意が必要です。
充電ケースを開けた状態の写真です。
くぼみの部分にイヤホンを入れると磁石でカチッと吸いついて、自動で充電が始まります。
イヤホンを充電している状態の写真です。
下の三つの青いランプが点灯している状態は充電ケースが満充電であることを示しています。
充電中はイヤホンの赤いLEDが点灯した状態になり充電完了と同時に消灯します。
充電ケースの容量は3000mAhの大容量で、イヤホンを42回フル充電可能です。
充電ケース側面にはマイクロUSB(Micro-B)のポートがついていて付属のケーブルでケースを充電します。
充電ケース本体正面には上の写真のようなUSBポートが付いているので、イヤホンを充電するだけでなくスマホなども充電可能となっています。
なおイヤホン本体はIPX7の防水性能を持っていますが充電ケース自体に防水性能はないので注意が必要です。
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特徴
ここではGinovaのS8 Plusの特徴についていくつかピックアップして説明してみたいと思います。
商品サイトに行けば『IPX7の防水等級がある』ということは書いてありますがそもそも「IPXってなんだ?」という方もいると思うので言葉の説明も含めて何が優れているのかということを分析してみたいと思います。
自動&簡単ペアリング
BluetoothワイヤレスイヤホンはスマホにBluetooth接続する、つまり『ペアリング』することによって使用します。
このペアリングの作業はBluetoothイヤホンの種類によって難易度がけっこう違ってくるようです。
実は私はS8 Plusの購入前にもっと全然安い完全分離型のワイヤレスイヤホンを買ったことがあるのですがこれが本当に接続に時間がかかりました。
S8 Plusでは最初の接続も簡単で、次回以降の接続もイヤホンを起動すると自動ですぐに接続されます。
そんなわけで接続に関するストレスはほぼ0になっています。
IPX7の防水等級
汗だくになってランニングする私にとってワイヤレスイヤホンの防水性能は優先順位の高い特徴と言えます。
この『IP』というのは2003年に国際電気標準会議で決められた機器の保護性能を表す規格で、IPの後に2つ数字をつなげてそれぞれ『防塵性能』・『防水性能』の等級を表しています。
防塵性能には0~6、防水性能には0~8の等級があります。
例えば『IP68』であれば『防塵性能が等級6で防水性能が等級8』であるということになります。
今回私が購入したS8 Plusは『IPX7』となっています。
保護規格のうち防水性能のみを表示させるときは防塵性能の数字のところを『X』で省略することになっているのでS8 Plusは防水性能の等級が7であるということを示しています。
ちなみに…
防塵性能のみを表示する時は『IP6X』のように防水性能の数字を『X』で省略します。
S8 Plusの商品販売サイトを見ると『IPX7防塵』という表記がありますが、これは『防水性能は国際基準に準拠した性能があるが防塵性能については(あるにはあるが)国際基準に準拠した性能を保証しない』と言うことになると思います。
防水性能の等級7(IPX7)は、『一時的(30分)に一定水深(1m)の条件に水没しても内部に浸水しない』という基準と定められています。
つまりS8 Plusをお風呂場で間違って浴槽に落としてしまっても内部に水が浸入することはないということになります。
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AACコーデック採用で高音質
全く聞きなれない言葉が出てきてしまいました。
この『コーデック』とは、音声データを転送する際に、圧縮/展開するための規格でAACコーデックは特に音質の再現に優れている規格です。
ちなみにAAC同様高音質な再現が可能なコーデックに『apt-X』というのがあるそうです。
コーデックは送信側(この場合スマートフォン)と受信側(この場合ワイヤレスイヤホン)がともに同様の規格でないと利用できません。
つまり使っているスマホがAACに対応していない場合、S8 PlusのAACコーデックは意味がないということになります。
ちなみにiPhoneやiPadではAACが採用されています(私もiPhoneユーザーです)。
androidでコーデックを選択する方法があるようなので詳しことが書かれている『NOVLOG』さんの『スマホでオーディオコーデックを選択する方法』の記事リンクを貼っておきます。
AACは高音質を再現するだけでなく『遅延』もより抑えることが可能でゲームなどを楽しむ際にも有効と言われています。
再生/一時停止に加えて曲送り・曲戻り・音量上げ下げ・Siriの起動も可能
完全ワイヤレスのBluetoothイヤホンは数多くあり本当に迷ってしまうのですが、意外とタッチ操作のバリエーションが少ないものが目立ちます。
2000円台から4000円台の製品ではほとんど再生と一時停止機能のみなのが一般的です。
S8 Plusはタッチ操作に再生・一時停止に加えて、曲送り・曲戻り・音量の上げ下げ・Siriの起動まで可能となっています。
一万円を超えない完全分離型Bluetooth防水ワイヤレスイヤホンとしては珍しく多機能だと思います。
カナル型&人間工学に基づいた設計
上の画像の左側がS8 plusです。
人間工学に基づいて設計されていて耳にぴったりとフィットします。
私は肌がけっこう敏感な方なので、イヤホンを長時間使用していると大体耳が痛くなってしまいます。
もう慣れてしまったので当初は今回買ったS8 Plusでも痛くなるんだろうなと思っていてこの『人間工学』についても正直信じていなかったのですが、5時間ほど装着してランニングしても痛くならなかったのでちょっと感動しました。
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実際の使用感レビュー
Bluetooth完全ワイヤレス防水イヤホン『S8 Plus』をランニングとお風呂場で使用してみたので使用感をレビューしてみたいと思います。
5時間30キロランニング使用レビュー
今回私がBluetooth完全ワイヤレス防水イヤホンS8 Plusを装着してランニングしたのは30キロ。
走行時間はアップのため歩いたこともあって5時間ほどでした。
この際の使用感は以下の通りです。
良かったところ
- ほぼ音飛びなし
- 高音質
- かなりずれづらい
- 長持ち
- 耳が痛くならない
良くなかったところ
- タッチセンサー部分がずぶ濡れになると誤反応がたまに起こる
- 耳をほぼ完全に塞ぐので周囲の音が聞こえず場合によっては危険
良かったところ
まずは先ほど箇条書きにした良かったところについて詳しく書いていきます。
Bluetoothワイヤレスイヤホンの粗悪品でたびたび問題になる『音飛び』ですが、S8 Plusではほぼ生じないといってもいいと思います。
安物のイヤホンではランニング時の接地の際に音飛びすることが多いのですがS8 Plusでは接地で音飛びすることはありませんでした。
ただし、音楽アプリ以外のアプリを開いた時やスマホをスリープにするために電源ボタンを押したときにたまに音飛びするということがありました。
音質に関しても、値段に比してかなりクリアで高音質だと思います。
聞き取りづらいことも多い低音に関してもやや弱く感じるもののおおむね許容範囲だと思います。
ランニングでは上下運動を繰り返すため耳に合わないイヤホンではぽろっと落ちてしまうこともありますが、30キロ走行5時間の間にイヤホンが落ちることは一切なくほとんど初期位置からずれることもありませんでした。
ただ、恐ろしく汗をかいた状態でイヤホンと耳の間に汗が入るとちょっと位置がすれるということはあるようです。
販売サイトには音楽の連続再生時間が3~4時間とありましたが、私の場合5時間の間ずっと音楽を再生し続けましたが電池が切れることはありませんでした。
特徴のところでも紹介したようにS8 Plusは人間工学に基づいた設計のため、5時間の間耳が痛くなることはありませんでした。
ただし、汗をかいたためイヤホンと接している部分が少しかぶれてかゆくなるということはありました。
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良くなかったところ
この点に関しては個人的には致命的と感じるほどのこともありませんでしたが、一応記載しておきます。
まず、今回私がS8 Plusを装着してランニングした時の気象条件は、気温30度で湿度が70%ほどでした。
加えてキャップをかぶってランニングしていたために耳まわりに大量の汗が流れ込む状態でした。
IPX7という防水性能のため、イヤホンが壊れるということは全くありませんでしたが、イヤホンのタッチセンサー部分がビショビショになると、タッチの後に誤入力が発生するということがたまにありました。
また、今回私は両耳にイヤホンを装着した状態でランニングをしたのですが、ほぼ完全に耳をふさいでしまうので周囲の音がほとんど聞こえなくなり車通りの多い場所では少し危険かなと感じました。
ただ、耳にフィットする分臨場感があり音楽を聴くという点では優れているとは思います。
もしもランニングや外歩きの際に使用するのであれば音量は控えめにするか、片耳のみの使用が無難かもしれません。
お風呂場にてシャワー&半身浴使用レビュー
5時間30キロのランニングの後にS8 Plusを装着したままお風呂でシャワーを浴びてみました。
30秒ほど頭を中心に、イヤホンにも直接水がかかるようにシャワーを浴びましたが故障する気配はありませんでした。
また、その後30分ほど半身浴をしながら音楽を再生しましたがイヤホンが異常をきたすことはありませんでした。
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S8 Plusを買うなら正規販売代理店がおすすめ
最後に私がBluetooth完全ワイヤレス防水イヤホン『S8 Plus』を購入したお店のリンクを貼っておきますので、商品の詳細が知りたい方はご覧になってみてください。
偽物やまがい物が多く出回っているとのことですので、正規販売代理店での購入をお勧めします。