どうも、一発屋です。
更新が4か月ほど途絶えていましたが一応生きています(;^_^
さて、更新再開一発目は商品レビューです。
この間ぶらり途中下車の旅を見ていた時に気になった卵混ぜツールの『ときここち』です。
というわけで今回の記事ではこのトネ製作所製卵混ぜツール『ときここち』について使用感など写真・動画付きでレビューしていきたいと思います。
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トネ製作所製卵混ぜツール『ときここち』レビュー
テレビでも紹介されて話題の卵混ぜツール『ときここち』は荒川区は町屋にある精密板金加工一筋の町工場『トネ製作所』で製作されています。
日本人は年間三百三十個、卵を食べます。
一年に一度使うかどうかのたこ焼き器は買うのに、
卵かけご飯専用器具が無いのはおかしい。
という考えのもと板金加工の技術を使って試行錯誤を繰り返しながら『衝撃の滑らか食感』にたどり着いたそうです。
そんなトネ製作所さん肝いりの『ときここち』について詳しく見ていくことにします。
開封の儀
箱を開けるとときここち本体と簡単な取扱説明書が。
ときここちの箱とは別に上の画像にあるようなときここちの用途を紹介した冊子が二枚入っていました。
上の画像はときここちを上と横から見たものです。
どちらから見ても緩やかなS字にカーブしていて握りやすくなっています。
ときここちのかき混ぜ部分は楕円と真円が2点で接する上のような卵の断面のような形になっています。
かき混ぜ部分とは反対側にも穴があいているのですが、この穴には役割はなく、重さを軽くするための肉抜きのようです。
卵混ぜ動画(菜箸との比較)
上の動画は菜箸を使って卵を溶いた場合と、ときここちを使って卵を溶いた場合の2つの動画をつなげたものです。
この動画では菜箸の場合もときここちの場合も長めに卵を溶いたのでどちらも比較的滑らかには見えるのですが、やはり菜箸の方は泡や気泡とは違う卵白の残りによる空洞が目立ちます。
上の画像は菜箸とときここちで同じ回数だけ卵を溶いたのち撮影した画像です。
上の画像からわかるように、菜箸で溶いた場合は卵白による空白が目立ちます(卵白は赤丸の中にあります。)
また、画像の色合いからもわかるように、ときここちは卵白と黄身が混然一体となるためにやや白っぽい風合いに仕上がります。
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ときここちの使用感・レビュー(簡単な料理画像あり)
ときここち良いところ
- 菜箸に比べて腕が疲れにくい
- 本当に滑らかになる
- 卵料理の仕上がりがふわふわで味のムラもな舌触りもいい
ときここち『う~ん?』なところ
- コスパを考えれば悪くないが初見では高いと感じる
- 受注生産なので納期に時間がけっこうかかる
ときここちを使ってみて感じた良かったところと悪かった(というほどのものではないのですが)ところは上に挙げた通りです。
まず、よかった点は『腕が疲れにくい』という点です。
菜箸の場合腕から手まで全体を動かして一生懸命卵を溶いたのですが、上腕前腕ともにかなり疲労感がありました。
一方で、ときここちは持ちやすい形状で手首のスナップで卵を溶くことができるので菜箸に比べて圧倒的に疲労感が軽減されている印象でした。
また、テレビで紹介されて速攻で買っておいてなんなのですが正直『言うてもそこまで滑らかにはならないでしょ…』と思っていたのですが、思った倍以上は滑らかに溶きあがってびっくりしました。
まだそこまで多様な料理で試したわけではないのですが、ときここちで溶いた卵を使った卵料理は仕上がりがふわふわで卵白が黄身とほぼ完全に混ざり合っているので味のムラがなくとても美味しかったです。
写真の撮り方があまり上手くないので美味しそうに見えないかもしれませんが、上の画像は左の画像がときここちを使って溶いた卵で作った炒り卵(一応言い訳をするとこれは後でほうれん草を炒めたものと合えるので完成形ではないです)で、右がときここちで溶いた卵を使った親子丼です。
卵白と黄身がきれいに混ざり合っているので炒り卵もほぼ薄い黄色一色になっているのがわかると思います。
また、親子丼に関しては一般的にはあまり卵を混ぜ切らないほうがいいとは言われていますが、ときここちでしっかりと混ぜるとダシとよく絡んで食感もフワフワで個人的にはかなり美味しいと思いました。
と、ここまではときここちの良いところを紹介してきましたがちょっと『う~ん?』なところも紹介します。
2点とも使用感には関係ないのですが、1点目は『価格が高い』ということです。
確かに初見だとときここちは価格的に高い印象は受けます。
ただ、トネ製作所さんがときここちを作った経緯からもわかるように、卵は日本人が年間に300個以上食べる、言ってみればソウルフードで生でその形のまま食べることはあまりなく大体はかき混ぜて料理に使う食材です。
私自身も卵料理は大好きで、親子丼、卵で合える炒め物、茶わん蒸し、てんぷら…などなどたくさんの料理に使用しますがほぼすべての卵料理で卵を溶くことに気づきました。
そういった意味で考えると初見で感じたほどの価格の高さを感じないどころか、私にとってはむしろ美味しい卵料理を作るためのコスパの良い調理器具のようにも思えました。
2点目は、納期が長いということです。
私は楽天にあるトネ製作所さんの代理店で購入したのですが、購入から商品の到着まで10日ほどかかりました。
ただ、手作りで完全受注生産のためどうしても時間がかかる上に、テレビで紹介されたりするとさらに納期が延びるのは仕方がないことだと思います。
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こんな人におすすめ
『ときここち』おすすめなのは?
- 楽に卵を溶きたい人
- 卵料理好きな家族がいる人
- プロテイン・粉末青汁・ココアをよく飲む人
これまで見てきたように、ときここちは卵をあまり腕に負担をかけずに驚くほど滑らかにかき混ぜることができるツールです。
ですので、卵料理を頻繁に作るご家庭で、卵を楽にかき混ぜたい・卵料理を美味しく食べたいというご家族がいる場合はとてもおすすめのグッズだと思います。
ときここちは基本的には卵をかき混ぜるために作られたグッズではありますが、プロテイン・粉末青汁・ココアなど水やその他液体と混ぜるのに苦労する粉類を多用する人にもかなりおすすめだと思います。
私も今回ときここちを買って改めて、『かき混ぜる』という行為が『食べる・飲む』に関連していかにに頻繁に行われているかということに気づきました。
初見では価格にびっくりするかもしれませんが、精密板金の技術に裏付けされた確かな品質のグッズなので決して買って損はないのではないかなと思います。