先日母に頼まれて使わなくなった電動アシスト付自転車をメルカリで出品したんです。
そこで気になったのが配送に関すること。
他の電動自転車の出品者さんを見てみると、多くの人が近場まで購入者さんに来てもらって直接受け渡しをしていたり、自分の車で配送する代わりに送料を安くしていたりしました(業者さんぽい人もかなりいましたけど…)。
私は決して人見知り、と言うわけではないのですが住所と名前をさらした上に直接取引するのはやっぱり怖いということもあって、できれば配送業者さんに頼みたくていろいろと調べていたんです。
ところがどっこい、電動自転車輸送って送料がシャレにならないくらい高いんですよね。
なぜかと言うとバッテリーが付いているからなんです。
普通の自転車と同じと思って調べていたんですが、バッテリーを付けた状態で配送する場合精密機器の輸送扱いになるようで、送料が一気に跳ね上がるんです。
これはほとんどの運送会社さん共通で、送料分で一気にメルカリの売り上げが吹き飛んでしまいそうで正直電動自転車の出品自体やめようかかなり悩んでいました…。
そこで発見したのが今回メルカリで出品した電動自転車の配送をお願いしたトヨハラ自転車商会さんだったというわけです。
私も偶然インターネットで調べていてヒットした会社なんですが、とにかく電動自転車輸送の送料がおそろしく安い!んです。
そこで今回の記事では、なぜそんなに送料が安いのかということも含めて電動自転車の配送をトヨハラ自転車商会さんに依頼した全行程を画像付きで徹底レビューしていきたいと思います。
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トヨハラ自転車商会とは?
この記事を見に来られた方はおそらく
「トヨハラ自転車商会の電動自転車配送料が安いみたいなんだけど、聞いたことない会社で不安…」
という方が多いのではないでしょうか。
何を隠そう私自身も
と思っていたくらいですからね(^^;
ということでこの自転車配送料金が恐ろしく安いトヨハラ自転車商会さんについて少し調べてみました。
本業
トヨハラ自転車商会さんの本業は自転車の整備・レストア・販売になります。
決して自転車輸送の専門業者さんではないことを念頭に置いておきましょう。
ホームページを見てみたのですが感想はひとこと
長年の自転車(電動自転車)の研究から蓄積された知識・技術・経験を自転車の改良・レストアに活かして、決して安くはないけれどここでしか手に入らない珠玉の自転車を生み出すこだわりがヒシヒシと伝わってきました。
なぜ自転車配送料が安い?
ではなぜ本業が整備・レストア・販売のトヨハラ自転車商会さんが本業ではない自転車輸送で大手よりもはるかに安い金額で請け負うことが出来るのでしょうか。
残念ながらHPには明確な理由は書かれてはいませんが、おそらく以下の理由が考えられるかと思います。
- 企業努力
- 宣伝の一環
単純に企業努力と言ってしまえばそれまでですが、並々ならぬものがあると推測できます。
なぜなら電動自転車の配送料に関して言えばヤマト運輸さんでは26000円かかると言われた送料が今回は15000円程度で済んでいます。
トヨハラ自転車商会さんは西濃運輸さんと契約を交わして自転車の配送を請け負っているそうですが、大手がはるかに高い送料でやっているのに普通であれば割に合わないと考えるであろう配送業者を納得させるのは非常に困難であると考えられます。
推測にすぎませんが、自転車輸送単体で請け負ったところでトヨハラ自転車商会さんに入る金額は微々たるものなのではないかと思います。
ではなぜそんな割に合わないことを引き受けるのか、それはおそらく自転車輸送を通して自社製品に興味を持ってもらうための宣伝の意味合いがあるのではないかと個人的には考えています。
すでに話ししたように最初は電動自転車の配送料金が安いということだけしか興味がなかった私がトヨハラ自転車商会さんの販売商品に少なからず興味を持ったことがそのなによりの証拠だと思います。
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トヨハラ自転車商会さんで電動自転車を配送してもらった全行程レビュー
さてここからはいよいよ本題のレビューです。
トヨハラ自転車商会さんのホームページ上での自転車輸送申し込みの手続きから梱包・発送までの全手順を画像付きで解説&レビューしていきたいと思いますのでこれから電動自転車の配送をしたいという方は参考にしてみてください。
自転車輸送申し込み(HPにて)
まずはトヨハラ自転車商会さんのHPの自転車輸送のページの下部にある『自転車輸送の流れ』から料金・自動車輸送請負約款などを確認します。
掲載されている料金表は普通の自転車の場合のものです。
料金表の下に記載されていますが、電動自転車(バッテリーは本体に搭載した状態)の場合は+1000円。
さらに、バッテリーの充電器を前後カゴ等に入れて配送する場合は+500円となります。
私は充電器を前かごに入れて配送したので送料は料金表+1500円でした。
料金・約款を確認してページを下にスクロールしていくと最下部に『自転車輸送申し込みフォーム』が表示されるので、各種情報を入力していきます。
希望の集荷日時は入金予定日の5日後以降で指定できます。
私の場合はメルカリの発送期限があるため焦ってちょっと早い集荷日時をしてしてしまったためメールでトヨハラ自転車商会さんから指摘を受けて日時の変更をしましたがみなさんは余裕をもって集荷日時を指定するようにしてください。
入金&連絡
自転車輸送申し込みフォームに必要な情報を入力して送信すると、折り返し自動返信メールがあります。
これがない場合は、必ずトヨハラ自転車商会さんからのメールが来るように受信メールのドメイン設定などを変更しましょう。
自動返信メールの24時間以内に入金用の口座情報が記載されたメールが送られてくるので金額・口座番号に間違いないかをしっかり確認して送料を振り込みます。
送料を振り込んだら必ずメールで入金済みの連絡を入れましょう。
これをしないと入金確認作業が出来ないとのことですので忘れずに連絡するようにしましょう。
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梱包キット到着&梱包
配送料の入金が確認されると1日~2日で上の画像のような『自転車発送キット』が送られてきます。
自転車発送キットの内容は
- 養生テープ
- ペダル用プチプチ×2
- ハンドル用プチプチ×2
- 充電器を前かごに括り付ける用のヒモ
の4種類。
これらを使って電動自転車を簡易的に梱包していきます。
まずは上の画像のように左右のハンドルをプチプチで梱包します。
ベル部分は他のところよりも突出しているので、プチプチが重なるように梱包するといいと思います。
左右のペダルも同じようにしてプチプチで包んで養生テープで留めていきます。
バッテリーの充電器や取扱説明書を同梱したい場合は上の画像のように前かご(または後ろカゴ)に括り付けます。
充電器と取り扱い説明書はプチプチ等に包んで、自転車発送キットについてくるヒモを使ってしっかりとカゴに括り付けましょう。
集荷&発送完了
電動自転車の梱包が完了したら、希望の集荷日時を待ちます。
集荷日時になると西濃運輸の方が台車を引いて集荷に来るので、上の画像にある専用伝票(自転車発送キットとともに送られてきます)と電動自転車を渡して発送は全て完了となります。
配達員の方がスムーズに電動自転車を配送できるように、あらかじめ自転車のカギは開けておくのを忘れないようにしましょう。
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注意点
すでにお話ししたようにトヨハラ自転車商会さんの本業は自転車の整備・レストア・販売です。
このことがわかっていなくて、ホームページに書いてある注意書きをよくよまずにすぐに電話などで自転車輸送に関する問い合わせをする方が後を絶たないために本業に支障をきたしてしまっているそうです。
たしかに、トヨハラ自転車商会さんのHPの自転車輸送のページはちょっとわかりずらいところもありますし申し込みフォームも私たち依頼者側の面倒が多いかなという印象はありますが、会社側の負担が最小限だからこそ送料自体が安くなるのだと考えましょう。
トヨハラ自転車商会レビューまとめ
今回の記事ではトヨハラ自転車商会さんで電動自転車を発送する全行程をレビューしてみましたがいかがでしたでしょうか。
最初ヤマト運輸で見積もりを出して26000円かかると言われた時は冷や汗をかいたものですが偶然とは言え、トヨハラ自転車商会さんを発見できて本当に助かりました。
ただ何度も書いているようにトヨハラ自転車商会さんは本来自転車輸送の専門業者さんではないので、これから配送を依頼しようという方はぜひHPと本記事をよく読んでお互いの負担が最小限になるようにスムーズに発送手続きをしていただけたらと思います。