メルカリで電動アシスト自転車を出品する方法を徹底解説！防犯登録に関する注意点も！

一発屋

今回はメルカリのお話。電動アシスト自転車を出品・発送する方法を徹底解説！

メルカリは小さいものを出品して発送するのはとっても簡単ですよね。

でも大型の家具や家電なんかは手続きからして結構面倒だったりします。

そんな中でもわたしがメルカリを利用してきて過去最大級に面倒だったのがこの電動アシスト自転車の出品・発送です。

おそらく、必要なくなったりあらたに電動自転車を買い替えようと思って処分に困っている方も結構いらっしゃると思います。

業者に買い取ってもらうという手もありますが、面倒が省ける代わりにメルカリで売る値段よりも50％以上安い価格で買いたたかれることがほとんどです。

買い替えなどの時はできれば多くの元手が欲しいと思いますので、今回の記事では電動アシスト自転車のメルカリでの出品方法やバッテリーの取り扱い、できる限り送料を抑えて面倒がない発送方法を徹底的に解説していきたいと思います。

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メルカリで電動アシスト自転車を出品する方法・注意点

出品した電動自転車

ここからは具体的にメルカリで電動アシスト自転車を出品する方法を書いていきます。

なかなか面倒な方法になりますが、これをやっておかないと後々さらに面倒なことになりかねないのでしっかりと確認しておきましょう。

出品前にやっておくこと

普通の商品と違って電動アシスト自転車は防犯登録がしてあることがほとんどです。

これを完全に無視して出品してしまうと出品者・購入者ともに不利益を被りかねないので、以下に書いていく作業は必ずやっておきましょう。

防犯登録の抹消(条件付きで任意)

電動自転車の防犯登録がしてある場合、譲渡(他人に譲るまたは販売する)に際して登録の抹消をしておいた方が無難です。

仮に防犯登録の名義が変更されない状態で購入者が警察に防犯登録確認を求められた場合、自転車の窃盗で事情を聴かれとんでもなく面倒なことになります。

見出しに(条件付きで任意)と書いてありますが、電動アシスト自転車の譲渡の際に相手側に『譲渡証明書』と『自転車防犯登録カード』を渡しておくことによって譲り受けた側が譲った側の防犯登録を抹消してあらたに防犯登録をすることが可能です。

ですのでこれら二つの書類を用意出来れば自分で防犯登録を抹消する必要はありません。

ただし、その場合はメルカリの商品説明分のところに『購入後、譲渡証明書と防犯登録カードを持って自分で防犯登録する』ように注意喚起しておきましょう。

登録の抹消ができる場所

自分で防犯登録を抹消しておきたいと言う人は、以下の場所で防犯登録の抹消が可能ですので自分が利用しやす場所で防犯登録の抹消手続きをしましょう。

ちなみに自転車防犯登録取扱所は自転車を販売している店舗は必ず兼務しているので、ご近所の自転車屋さんで登録抹消するのが一番気が楽かもしれません。

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ただし、防犯登録の抹消が出来るのはこれらの施設が防犯登録カードの登録番号のところに書いてある警察署が所在している都道府県にある場合です。

例えば住んでいる地域が東京都でも、防犯登録カードに記載されている警察署が『川崎臨港』のように別の都道府県で書かれている場合は、防犯登録の抹消は川崎(神奈川県)でしかできないことになります。

このような場合は、譲渡証明書と防犯登録カードを購入者に渡して、購入者側で防犯登録抹消＆新規防犯登録をしてもらうようにしましょう。

抹消にもっていく物

防犯登録の抹消には以下のものを持っていく必要がありますので忘れずに持っていきましょう。

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自転車譲渡証明書の作成

メルカリで電動アシスト自転車を出品する前に一つ、上の画像にあるような『自転車譲渡証明書』を作成しておくことを忘れないでください。

これは、電動アシスト自転車を購入した人があらたに防犯登録する際に必要となるもので、これがなければ購入者は防犯登録が出来ません。

自転車譲渡証明書は全て手書きでも構いませんが、以下に東京都自転車商防犯協会が発行しているフォーマットのリンクを貼っておきますので、PDFをダウンロードすると上の画像のような証明書が印刷可能です。

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以下に自転車譲渡証明書のフォーマットがダウンロードできるサイト(東京都自転車商防犯協会)へのリンクを貼っておきますね。

⇒自転車譲渡証明書：http://www.bouhan-net.com/dl/joutoshoumei.pdf

譲渡証明書が用意できたら、証明書内の『譲渡人』のところに防犯登録カードの名義人の名前・住所・電話番号を記載して印鑑を押しておきましょう。

電動アシスト自転車をメルカリで出品して買い手がついた場合は電動アシスト自転車とともにこの譲渡証明書も発送することになります。

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出品にあたって

メルカリでいざ電動アシスト自転車を出品する段になってもいろいろと注意すべき点があるので、しっかりと読んで確認していただければと思います。

発送方法の選択

ここではいくつか配送方法を考察していきたいと思います。

具体的には以下の４つの発送方法です。

結論を言うと今回私が選んだのは4つ目の『トヨハラ自転車商会』さんに依頼して発送するというものです。

ですが、一応いろいろな方法があるので以下で詳しく見ていくことにしましょう。

梱包・発送たのメル便で電動自転車は送れる？

自転車のような大きなものをメルカリで販売した時に、便利なのは本来『梱包・発送たのメル便』を利用することです。

ただ、梱包・発送たのメル便で電動アシスト自転車を配送する場合『バッテリー』を同梱することが出来ないのです。

輸送中の発火などの危険性を考えてのことだと思います。

ただのらくらくメルカリ便であればバッテリー単体での配送は可能ですが、そうなると大型らくらくメルカリ便と普通のらくらくメルカリ便の二回に分けて出品することになり大変面倒です。

以前は梱包・発送たのメル便で電動自転車をバッテリー付きで発送することはできませんでしたが、バッテリーの種類によっては同梱発送が可能となっているようです(バッテリーの種類に関しては以下を参照のこと)。

【参考】「らくらく家財宅急便」で、バッテリーを輸送することはできますか？ | 荷物関連| ヤマトホームコンビニエンス

ただし、梱包・発送たのメル便を利用して電動自転車を発送する場合サイズが350サイズまたは400サイズになると考えられ、送料は全国一律ではあるものの18500円(350サイズ)、25400円(400サイズ)となりかなり高くなります。

【参考】メルカリの梱包・発送たのメル便とは？使い方・送料など詳しく解説！

ヤマト運輸のらくらく家財宅急便はどうか

メルカリを使わずにヤマト運輸のらくらく家財宅急便を利用して電動自転車を発送するという手もあります。

ひとつ前の梱包・発送たのメル便もこのらくらく家財宅急便のシステムを利用したサービスなのですが、主な違いは家財宅急便には匿名配送・全国一律送料サービスはないということです。

近県に送るという場合はメルカリの梱包・発送たのメル便よりも送料が安くあがるということもありますが、匿名配送がないといことには注意が必要です。

【参考】大型家具家電の輸送　らくらく料金検索 | ヤマトホームコンビニエンス

直接引き渡し

これは条件が合えば出品者にとって一番楽な方法だと思います。

具体的には自分の住んでいる都道府県内の最寄りのいくつかの駅をピックアップして、待ち合わせ場所を決めて取りに来てもらうという直接引き渡しによる方法です。

ただ、この方法は対面での引き渡しということなので、少なからずトラブルが報告されているようです。

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写真で見たのと違うとか、やっぱりキャンセルしたいとごねる人も中にはいるようです…。

また、この方法は相手側にわざわざ引き取りに来てもらう方法なので、価格自体を低くしないと売れない場合が多いようです。

結局送料分を値引きしただけということにもなりかねないので、一番楽な方法ではありますが以下に紹介するトヨハラ自転車商会さんの送料と見比べながらどちらがより利益が大きいか考えてから発送方法を選択した方がいいでしょう。

トヨハラ自転車商会

トヨハラ自転車商会さんは、私がどこか安い配送料で電動自転車を丸ごと(バッテリーごと)配送してくれるところはないか探している時に見つけた会社です。

本業は自転車の整備・販売・開発ということですが、自転車の配送業務(の手配)単体でも引き受けていらっしゃいます。

詳しい料金表についてはトヨハラ自転車商会さんのホームページを見ていただくのが一番手っ取り早いですが、例えば関東(茨城・栃木・群馬・ 埼玉・千葉・東京・神奈川)から同じく関東へ自転車を送る場合の送料は13940円(輸送保険料・税込み)です。

電動自転車の場合オプションとなって+1000円、前かごにバッテリーの充電器を入れて配送する場合のオプションが+500円となっているので、電動自転車をバッテリーを装着した状態＆バッテリーを前かごに入れて配送する場合の関東‐関東の送料は合計で15440円です。

他にも多くの自転車輸送の手段を調べてみましたが、ここまで安い送料で電動自転車をまるごと送れる業者さんはいないのではないかと思います。

今回、メルカリで電動アシスト自転車を出品した私もこちらのトヨハラ自転車商会さんにお世話になりました。

⇒トヨハラ自転車商会さんのHP

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すでにお話したようにトヨハラ自転車商会さんは本来自転車の整備・販売・製造の業者さんです。

ホームページにも記載されていますが、ちょっと送料が安くて気になるからとホームページに記載されている内容を一切読まずに電話をしてくる方がいて本来の業務に支障をきたしているようです。

ですので、まずはホームページに書いてある内容をよく確認したうえでそれでもわからないことがあればメールで問い合わせをするようにしましょう。

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出品の仕方(商品説明欄の書き方)

譲渡証明書などの書類の準備・発送方法が決定したら後はメルカリで電動自転車を出品するだけです。

他の商品と違って書類の手続きなどを必要とするのでなるべく詳しく注意喚起するようにしましょう。

最低限注意喚起すべき内容

以下に電動自転車をメルカリで出品する際に、商品説明文に最低限記載しておくべき注意喚起を一覧にしてまとめてみました。

コメント後購入のお願い

電動自転車は自転車の防犯登録などの手続きなど他の商品にはない煩雑さがある上にとても高額な商品ということですので、ほとんど説明事項を確認せずに購入することを避けるように注意喚起しておいた方がいいでしょう。

具体的には商品説明欄の冒頭で

などと記載すればOKです。

電動自転車(バッテリー)の使用年数

バッテリーは使っていくうちにどうしても劣化していくものなので、購入する側としてはどのくらい使用されたものであるかが気になるところです。

5年前に買った電動自転車でも2年使って放置している場合と5年間使用し続けた場合では劣化の度合いが全然違ってきます。具体的には

のように書くといいでしょう。

防犯登録手続きのお願い

出品者側で防犯登録を抹消している場合は購入者の判断に任せればいいと思います。

もしも出品者側で防犯登録抹消手続きをしていないという場合は、必ず付属の譲渡証明書・防犯登録カードを持参して購入者側で防犯登録するよう注意喚起しましょう。

具体的には

のように記載すればOKです。

配送方法について

配送方法に関しては直接取引または業者による配送になるかどちらかを明記しましょう。

直接取引の場合は具体的には

などのように書けばOKです。

私が利用したトヨハラ自転車商会のように、配送業者が決まっている場合でも一応

のように記載しておきましょう。

送料について(着払いか否か)

電動自転車に限ったことではありませんが、メルカリでは基本的に商品送料込みで出品することが多いため着払いになっているとよく確認せずに購入した人からクレームを受けることがあります。

特に電動自転車のような大型商品の送料は５ケタになることも多いので、送料が込みであるのか・着払いであるのかについてはしっかりと明記しておきましょう。

具体的には

などのように記載しておきましょう。

発送・配送時期について

自転車の発送は業者の手配なども少し面倒なので、メルカリの最大発送期限である4日～7日で間に合わない場合もあるかと思います。

ですので、もしもお仕事などで忙しい出品者さんの場合は発送期限を超過する可能性があることを記載しておきましょう。

具体的には

などと記載しておけばOKです。

また、電動自転車の発送が完了したとして年末年始など配送業者さんの繁忙期と重なっている場合、購入者への配送が遅れる可能性もあるのでこれも明記しておきましょう。

具体的には

のように記載すればOKです。

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メルカリ電動自転車出品の流れまとめ

今回の記事ではメルカリで電動自転車を出品する方法と注意点などをまとめてみましたがいかがでしたでしょうか。

電動自転車は値段も高いですし、商品自体も重たいので出品者・購入者双方にとって負担になりがちなアイテムです。

ですので、今回の記事を記事を参考にご自分に合った負担の少ない方法で電動自転車を出品してみてください。