どうも、一発屋です。
自宅の不用品などを簡単に販売できるフリマアプリが隆盛を極める昨今ですが、新たなフリマアプリである『PayPayフリマ』がサービス開始となりましたね。
PayPayフリマはYahoo!が電子決済サービスのPayPayと連携してい開始したフリマサービスです。
現時点でフリマアプリでユーザー数最多を誇り、取引数もダントツ1位であるメルカリの牙城に殴り込みをかけようといったところでしょうか。
フリマアプリではその他にも楽天が運営しているラクマも存在し、まさにフリマアプリ群雄割拠の戦国時代と言った感じですね。
と言うわけで今回の記事ではそんなPayPayフリマとメルカリに関して送料・手数料・発送方法などを徹底的に比較していきたいと思います。
スポンサーリンク
PayPayフリマとメルカリの徹底比較
さてここからは具体的にPayPayフリマとメルカリを比較していくわけですが、今回は主に出品者側の視点で以下の3点について比較していこうと思います。
ポイント
- 手数料
- 発送(配送)方法と送料
- 売れやすさ・売りやすさ
手数料の比較
手数料 | |
---|---|
PayPayフリマ | 10% |
メルカリ | 10% |
メルカリよりも早くサービスを開始したラクマがいまだに手数料3.5%であることを考えると、PayPayフリマはサービス開始の段階でいきなり10%の手数料とかなり強気に感じますね。
発送(配送)方法と送料の比較
メルカリでは多彩な発送(配送)方法が選択できるようになっていますが、PayPayフリマでは匿名配送による2種類の発送方法しか選択できません。
そこで、ここではそれぞれの匿名配送サービスについて比較していきたいと思います。
発送(配送)方法の比較
PayPayフリマ | メルカリ | ||
---|---|---|---|
匿名配送サービス | ヤマト運輸による配送 | ヤフネコ!パック | らくらくメルカリ便 |
日本郵便による配送 | ゆうパケット・ゆうパック (おてがる版) | ゆうゆうメルカリ便 |
- ヤフネコ!パックとらくらくメルカリ便がヤマト運輸による配送
- ゆうパケット・ゆうパック(おてがる版)とゆうゆうメルカリ便が日本郵便による配送
となっています。
PayPayフリマ、メルカリのどちらのサービスも相手に名前を知られることなく発送ができる匿名配送である上に、全国一律料金で商品を送ることが可能です。
例えば東京から埼玉に送るのと北海道に送るのと料金が同じなんです。
スポンサーリンク
発送場所の比較
PayPayフリマ | メルカリ | |||
---|---|---|---|---|
ヤフネコ!パック | ゆうパケット・ゆうパック(おてがる) | らくらくメルカリ便 | ゆうゆうメルカリ便 | |
発送場所 | ・ヤマト営業所 ・セブンイレブン ・ファミリーマート ・PUDOステーション | ・郵便局 ・ローソン | ・ヤマト営業所 ・セブンイレブン ・ファミリーマート ・PUDOステーション | ・郵便局 ・ローソン |
郵便局で発送する場合の注意点ですが送り状を印刷する『ゆうプリタッチ』という端末が全国すべての郵便局に設置してあるわけではないので事前に電話等で確認するといいでしょう。
また、『PUDOステーション』に関してですが、これは無人の発送・受け取りボックスで、対面不要で商品の発送および受け取りができる施設です。
詳しいPUDOの利用方法については以下の記事に記載してありますので参考にしてみてください。
送れる商品サイズの比較
- A4サイズ薄型
- 中型サイズ(A4サイズ薄型の規格よりは大きいが60サイズよりは小さい)
- 60サイズ~160(または170)サイズ
の3種類があります。
A4サイズ薄型商品に関してはPayPayフリマ・メルカリともに対応サイズが存在し、規格は全く同じになっています。
ゆうパケット(メルカリ・PayPayフリマともに)は厚さ3㎝までのA4サイズ商品が送れると考えておけばOKです。
中型サイズ商品に関してはPayPayフリマのゆうパケット・ゆうパック(おてがる版)のみ対応がありません。
この中型サイズ商品の場合、専用のダンボール箱を別途購入する必要があります。
商品の梱包込みの3辺合計が60㎝を超えるサイズの商品に関してはPayPayフリマ・メルカリともにヤマト運輸を利用するヤフネコ!パックとらくらくメルカリ便で全く同じ規格のサイズが用意されています。
日本郵便を利用するメルカリのゆうゆうメルカリ便は120サイズ以上の規格は存在しません。
一方で、PayPayフリマのゆうパック(おてがる版)では170サイズまでの規格が用意されていてサイズ展開が豊富です。
送料の比較
上の表はPayPayフリマ・メルカリの匿名配送サービスの送料を比較したものになります。
この表からざっくり分かることを言うと
- A4薄型サイズ商品の送料はPayPayフリマの方が5円から25円PayPayフリマの方が安い
- 中型・60~160(または170)サイズ商品の送料はPayPayフリマもメルカリも同じ
ということです。
つまり、送料の面だけで見ればA4薄型商品に関してはPayPayフリマの方がお得に出品することができるということになります。
スポンサーリンク
売れやすさ・売りやすさの比較
PayPayフリマ | メルカリ | |
---|---|---|
売れやすさ | △ | ◎ |
※2020年10月時点
商品のジャンルや状態によっても売れやすさは違ってくるのですが、まだまだPayPayフリマはリリースされてから一年足らずということでユーザー数が少ないためお世辞にも商品が売れやすいとは言えない状況です。
この記事を書いている最中にスマホに『PayPayフリマアプリ100万ダウンロード』の通知が入りましたが、メルカリはすでに全世界で1億ダウンロードを突破しています。
このように現時点では圧倒的なユーザー数の開きがあるためにPayPayフリマでは簡単に商品が売れる状態にはありません。
ユーザー数が少ないということは自分が売りたい商品のそのアプリ内での相場を検討することも難しくどうやって値段を付けていいかわからないという人も多いのではないでしょうか。
そのような意味で、今後の伸びしろはあるものの現時点では売りやすさはメルカリの方が圧倒的に上と言えると思います。
今後PayPayフリマで商品は売れやすくなる?
まだまだリリースされてそこまで時間がたっていないなのであまりこんなことを言いたくはないのですが今のままでは
メルカリ以上に売れやすくなることはない
と思います。
メルカリと同じようなフリマアプリに楽天が運営しているラクマがありますが、実はサービス開始はメルカリよりも早かったというのをご存知でしょうか。
さらに、メルカリがどんどんユーザー数を伸ばして手数料を10%にした時点でもラクマは手数料0%で頑張っていた時代があります。
私はラクマの手数料0%時代にもフリマアプリ各種を利用していましたが、商品の売れやすさはメルカリに遠く及ばないものでした。
電子決済サービスのPayPayが電子決済では後発でありながらも爆発的に注目され、ユーザー数が増加したのは『ばら撒き』とも言えるほど太っ腹の還元サービスがあったからですが、PayPayフリマにそこまで魅力的なキャンペーンは今のところ見当たりません。
ソフトバックユーザー&PayPay連携で最大20%のポイントバックキャンペーンをやっていますがそれは買う側の利益になることで、出品者が増えないことにはいずれサービスは衰退していくと思います。
とにかくなんにせよこのユーザー数が少ない段階での手数料10%は強気すぎると思います。
送料無料キャンペーンが終われば出品者は当然激減することは火を見るより明らかなので、これからよほど魅力的なキャンペーンが企画されない限りメルカリより商品が売れやすくなることはあり得ないと思います。
スポンサーリンク