どうも、一発屋です。
ランナーのみなさんは私と同じようにランニング中も音楽を聴いているという人も多いと思いますが、どんなイヤホンを使っているでしょうか。
有線タイプのイヤホンはランニング時にはやや線が邪魔になることがありますし、ワイヤレスでも耳の穴を完全にふさぐタイプだと耳が痛くなったり外の音が聴こえなくて危ないといったことがあると思います。
私も長年のランニングで色々なイヤホンを試してきたのですが、最近話題になっている『耳をふさがない』タイプの完全ワイヤレスイヤホンを買ってみたのですがこれが大当たり。
というわけで今回の記事ではランニング中におすすめの、耳を完全にふさがないながら聴きタイプの完全ワイヤレスイヤホンを4種厳選してご紹介してみたいと思います。
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ランニング用イヤホンの選び方
ランニング用のイヤホンを選ぶ上で重要となるのは以下の3点だと個人的に思います。
- 防水性
- 連続再生時間
- 安全性
防水性
ランニングだけでなくスポーツでは必然的に汗をかくわけなので、とりわけ汗の量の多い頭に近い場所に装着するイヤホンはある程度の防水性が必要となってきます。
汗程度であればIPX2(鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない)もあれば十分と言えますが、雨の日でもランニングをするといった場合は最低でもIPX4(あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない)くらいは欲しいところです。
というわけで今回ご紹介する完全ワイヤレスイヤホンはIPX2以上のものを選びました。
(参考)【やってみた】防水規格 IPX1からIPX7って、実際どのくらいの防水なの?
連続再生時間
音楽などの連続再生時間も、ランニング用イヤホンを選ぶ上では重要なポイントとなります。
全くフルマラソンの大会などに出る気がなくて、普段の気分転換や健康維持のためだけにちょっと走りたいという人もいるとは思いますが、ランニングが趣味になるとより長い距離を、そしてゆくゆくはフルマラソンの大会で完走してみたいと思うのが人情というものですよね。
調べてみたところ、フルマラソンの平均タイムは男性で4時間30分程度、女性では5時間程度となっているそうです。
初心者さんの場合はこれよりも長く、制限時間によっては完走できない可能性もありますが、最低でも5時間ほどの連続再生時間があればフルマラソンの大会でも音楽を楽しみながらランニングすることができそうですね。
というわけで今回ご紹介する完全ワイヤレスイヤホンは連続再生時間が5時間以上のものを選んでみました。
安全性
イヤホンで音楽を聴きながらランニングするというのは基本的にあまり安全ではない行為と言えます。
私も耳を完全にふさぐカナル型のイヤホンを使っていた時には後ろから来た車に気が付かずに危ない思いをしたことがあります。
ですので、ランニング中に使用するイヤホンは外音がある程度耳に入ってくることによって危険の回避がしやすいものを選ぶといいでしょう。
外の音を取り入れるタイプの完全ワイヤレスイヤホンの種類はいくつかありますが、今回は
- イヤーカフタイプ(イヤリングみたいに装着するタイプ)
- 骨伝導タイプ(頭の骨を振動させて音を伝えるタイプ)
- 耳栓型で外音取り込みのための穴が開いているタイプ
の3種類のイヤホンを選んでみました。
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ランニングにおすすめのながら聴きワイヤレスイヤホン4選
上記の選び方をもとに、今回の記事では以下のながら聴きタイプの完全ワイヤレスイヤホンをご紹介します。
- Ambie Soundearcuffs AM-TW01
- boco earsopen PEACE TW-1
- Galaxy Buds Live
- SONY Link Buds
各イヤホン基本スペック比較
イヤホン本体をご紹介する前に、4つの完全ワイヤレスイヤホンの基本的なスペックの比較表を張っておきます。
Ambie Soundearcuffs AM-TW01
最初にご紹介するのはAmbieの耳をふさがないイヤーカフ型完全ワイヤレスイヤホン『soundearcuffs AM-TW01』です。
カナル型のイヤホンと違って耳の穴は完全に開放された状態なので外の音がとてもよく聞こえ、ランニング中にも安全に音楽を楽しむことができます。
このイヤホンは私も持っていて、詳細レビューも書いたので興味のある方は以下のリンクから見てみてください。
-
参考『Ambie sound earcuffs AM-TW01』耳に挟む完全ワイヤレスイヤホンの超徹底レビュー!ランニングに最適!?
【関連記事】【徹底比較】完全ワイヤレスイヤホン Ambie AM-TW01 と SONY Link Buds(リンクバッズ)のレビュー! どうも、一発屋です。 だいぶ更新の期間が開いていましたが新年一 ...
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最大の特徴は耳を挟むことによってつけているのを忘れるような装着感で、日常生活に自然と音楽を溶け込ませることができるという点です。
今回ご紹介するイヤホンはどれも装着感はよく、耳が痒くなったり痛くなったりしにくいものばかりですが、Ambie Soundearcuffs AM-TW01は断トツで装着感が良いです。
ランニングに使用するとなるとやはり蒸れから痒みが生じたり、振動によって耳に触れている部分が痛くなることが多いのですが、Soundearcuffsではそれが全くと言っていいほどありません。
防水等級もIPX5(あらゆる方向からの噴流水による有害な影響がない)となっているので大雨の中でも使用可能です。
ただ、やはり音源から鼓膜までの距離が他のイヤホンと比べると遠いので低音が弱いという弱点もあります。
ですので、音質を重視するという方にはあまり向かないイヤホンだとは思います。
boco earsopen PEACE TW-1
続いてご紹介するのはbocoの骨伝導型完全ワイヤレスイヤホン『earsopen TW1』です。
今回ご紹介するイヤホンの中で唯一の骨伝導タイプの完全ワイヤレスイヤホンで、装着方法はAmbie Soundearcuffs AM-TW01と同じくイヤーカフのように耳を挟む方式となっています。
イヤホンの重量が片耳で約9gとやや重めではありますが、防水等級はIPX7(一時的に一定水圧の条件に水没しても内部に浸水することがない)と最高レベルとなっており水泳にも使えます。
Ambie Soundearcuffs AM-TW01同様耳を挟むタイプのため、外の音が聴き取りやすくどのような天候でも音楽を聴きながら安全にランニングを楽しむことができます。
boco earsopen PEACE SS-1
こちらはTW-1の完全上位互換で、連続再生時間が8時間、ノイズキャンセリング機能も搭載。
また、TW-1とは異なりボタンレスでより丸みを帯びたスタイリッシュなデザインとなっています。
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Galaxy Buds Live
3つ目にご紹介するのはGalaxyの完全ワイヤレスイヤホン『Buds Live』です。
他の3つのイヤホンと異なり基本的には普通のカナル型とほぼ変わらない装着方法となっているものの、特殊な形状と通気口によって外の音を取り込めるようになっています。
今回ご紹介するイヤホンの中で唯一ノイズキャンセリング機能が搭載されていて、音質にもこだわりたいユーザーにもおすすめできるイヤホンです。
ただ、防水等級はIPX2(鉛直から15度の範囲で落ちてくる水滴による有害な影響がない)なので晴れた日のランニング使用には問題ありませんが雨の日は小雨程度でしか使用できないかもしれません。
イヤカフ型や骨伝導タイプのようにある程度音質を犠牲にしなければならない開放型の完全ワイヤレスイヤホンと違い音質も中々のものなので音質にもこだわりたいランナーさんにはおすすめのイヤホンだと思います。
SONY Link Buds
最後にご紹介するのはSONYのながら聴き完全ワイヤレスイヤホン『Link Buds』です。
このイヤホンは私も持っていて詳細レビューを書いたものがあるので興味がある方は以下のリンクから見てみてください。
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参考ながら聴き最強⁉SONYの完全ワイヤレスイヤホン『Link Buds』の超徹底レビュー!【画像多数】
どうも、一発屋です。 前回はながら聴きスタイルの完全ワイヤレスイヤホンのAmbie soundearcuffs AM-TW01とSONY Link Buds WF-L900の比較記事を書きました。 本 ...
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イヤーカフ型と違ってこの特徴的なリング状の部分が耳の穴を少しだけふさぐ形での装着となっています。
耳を完全に開放しているというわけではないのでイヤーカフ型と比べると外音の取り込みはやや弱めではあるのもも一般的なカナル型とは比べ物にならない開放感があり音質もながら聴きタイプではありえないレベルの良さとなっていると思います。
詳しくはレビュー記事を見ていただきたいのですが、ワイドエリアタップというイヤホンの周辺の皮膚をタップすることで操作ができる機能が搭載されており、ランニング中に正確にイヤホンをタップするわずらわしさから解放されるというのはとても便利だと思いました(誤作動もありますが…)。
防水等級はIPX4(あらゆる方向からの飛まつによる有害な影響がない)なので大雨での使用は避けた方が良いと思いますが普通の雨(1時間に2mm程度)での使用は全く問題ありません。
また、音質に関してですがSONYの最先端の音響技術(DSEE、360 Reality Audioなど詳しくはレビュー記事参照のこと)が搭載されているのでながら聴きタイプとは思えないほどの音楽体験が可能となっています。