アフィリエイター・ブロガーにとっての大切な収入源の一つである『Googleアドセンス』。
その中でも選ばれた人間(大げさ)にしか使用することが許されない『関連コンテンツユニット』。
私もアドセンスを運用し始めた当初は
と思っていたものですが、意外と早く解放され、かなりの効果を実感しています。
他の方のブログの関連コンテンツの記事を見ると『あまり効果がない』という意見もちらほらと見られるのですが、個人的な意見としては
という感想しかないので、今回の記事ではアドセンスの関連コンテンツに関して、解放するための条件・収益に与える効果などを考察してみたいと思います。
スポンサーリンク
アドセンス関連コンテンツの解放条件・収益に与える効果の考察
さてここからは以下の3つの項目について書いていきたいと思います。
みなさん自分の知りたい情報を選択して読んでみていただければ幸いです。
この記事に書いてあること
- Googleアドセンス関連コンテンツとは
- 関連コンテンツの解放条件
- 関連コンテンツの効果
Googleアドセンス関連コンテンツとは
上の画像は私のブログのある記事に表示されている関連コンテンツです。
Googleアドセンスの関連コンテンツは、ブログに掲載されているその他関連するおすすめの記事をランダム表示させる機能です。
関連コンテンツはブログのページビュー数などの条件によって表示のされ方が以下の2段階あります。
- ブログ内のその他おすすめ記事のみ表示
- 広告付きでおすすめ記事を表示
上の画像は2段階目の広告付きの表示となっています。
それでは次にこの、関連コンテンツの解放条件について見ていくことにしましょう。
スポンサーリンク
関連コンテンツの解放条件
アドセンスを運用しているブロガーであれば誰しもがあこがれる関連コンテンツ(広告)。
あの、画像付きでついついクリックしたくなる広告を解放するための条件はいったい何なのか。
関連コンテンツユニットのご利用要件
関連コンテンツは、特定の要件を満たすサイト運営者様のみご利用いただけます。ご利用になるには、サイトのトラフィック量とページ数が最低要件を満たしている必要があります。この要件は、関連コンテンツによってサイトのユーザーに確実に優れたエクスペリエンスをお届けするために設けられています。関連コンテンツ ユニットを作成できるかどうかは、AdSense アカウントの [広告の設定] ページでご確認いただけます。
引用:アドセンスヘルプページ『関連コンテンツ機能について』https://support.google.com/adsense/answer/6111336?hl=ja
意地悪なことに(とか言うと怒られそうだけど…)、Googleの規約にも具体的にどうすれば関連コンテンツが解放されるかといったことは記載されていません。
ただ、より多くの種類の広告を表示させることができるブログ・サイトというのは多くの人が見る有用なブログ・サイトであると考えられ、そのような点で指標となるのがPV数(ページビュー数)と記事数です。
第1段階の解放条件(広告なし)
関連コンテンツの解放条件はGoogleから具体的に明示されてはいないので、様々なブログや私の例としてしかお話しできないということを先に書いておきます。
まず私のブログが広告表示なしでの関連コンテンツ解放に至ったのは
大体10000pv・記事数150くらいのころ(運営期間約8か月)
でした。
記事数に関しては、単なる日記のような内容のため検索にかからないように設定(noindex)した記事が40記事ちょっとあるので実際には100記事前後の頃だったと思います。
2016年以前に書かれた他の方の記事を見ると30000PV必要だとか書かれていることが多く、どうやら近年関連コンテンツの利用条件は大幅に緩和されているようです。
2017年以降に書かれた記事を見ると、私同様10000PV・100記事で解放されたというような記事が多く見られたことからも、
大体10000PV・100記事程度のコンテンツ量
が目安と言ったところだと思います。
スポンサーリンク
第2段階の解放条件(広告付き)
さて広告付きの関連コンテンツの解放条件について。
私のブログの場合は
大体13000pv・記事数175くらいのころ(運営期間約9か月)
と言った感じでした。
先ほども書いたように40数記事ほどnoindexの記事があるので記事数としては130記事程度の頃になります。
他の方が書いた記事を見ると、第1段階の解放の後比較的すぐに解放されたという方やいつの間にか解放されていたという方が多くいらっしゃるようなので、目安を提示することはむずかしいように思います。
ただ、関連コンテンツの第1段階が解放された人は遅かれ早かれほぼ確実に広告オプションが解放されているのでまずは目安が分かりやすい第1段階を目指すといいでしょう。
関連コンテンツの効果
Googleアドセンスの関連コンテンツの効果は以下の2つが挙げられます。
- おすすめ関連記事表示によるPV数の増加
- 広告クリックによるアドセンス収益の増加
2つと書きましたが、基本的にPV数が増加すればアドセンス収益は増加するので、どちらも収益に与える影響と言えます。
PV数の増加
おすすめの関連コンテンツはトピックの類似性に基づいており、個々のユーザーに合わせてカスタマイズされます。テストの結果によると、平均的なおすすめの関連コンテンツでページビュー数が 9%、滞在時間が 10% 向上します。詳しくは、Inside AdSense ブログのこちらの投稿「Matched content: designed to engage your users and increase visitor duration(英語)」(関連コンテンツ: ユーザー エンゲージメントと滞在時間の向上に効果的)をご覧ください。
引用:Googleアドセンスヘルプ『関連コンテンツ機能について』より抜粋 https://support.google.com/adsense/answer/6111336?hl=ja
アドセンスのヘルプページの関連コンテンツについて見てみると上にあるように、関連コンテンツを適用すると平均で、ページビュー数が9%・サイトの滞在時間が10%向上するとあります。
先ほど関連コンテンツの解放条件のところでも書いたように、解放には2段階あり、第1段階では広告が表示されません。
このため、広告なしの関連コンテンツはあまり意味がないという方もいますが、ページビュー数が平均で9%向上するということはそれだけブログ内の他のページに掲載された広告がクリックされる機会が増えるということなので決して意味がないわけではありません。
ですので、とりあえず10000PV前後までサイト・ブログが成長したら逐一アドセンスのマイページを確認して関連コンテンツが表示可能となったらすぐに適用することをお勧めします。
スポンサーリンク
収益の増加
さて関連コンテンツについて一番気になる、広告オプションを表示させた時の収益に与える効果について。
これはブログのPV数やジャンルなどによっても異なってくるのであくまでも目安として私のブログの場合についてご紹介します。
まず前提として、私のブログの現時点での運用状況は
運用期間 | 1年6か月 |
PV数 | 60000~70000(/月) |
記事数 | 222(177) |
アドセンス収益 | 22000~30000円(/月) |
のようになっています。
記事数のカッコ内はnoindex設定した記事を除外した記事数です。
アドセンス収益は月によってクリック単価などが異なり、変動も大きいのですが大体この辺りの範囲に収まっているというものです。
私の場合このアドセンス収益全体に占める関連コンテンツに表示された広告による収入の割合が大体、
10%から15%
となっています。
なので大体月に2000円から5000円くらいはこの関連コンテンツによるアドセンス収入ということになります。
まだアドセンス収益自体がそこまで大きくないのでピンとこない方もいるとは思いますが、アドセンスやアフィリエイトで1000円を稼ぐことの難しさを知っている方にはとてつもない割合だということがお分かりいただけるかと思います。
スポンサーリンク
まとめ
今回の記事ではGoogleアドセンスの関連コンテンツについて、解放の条件や収益に与える効果について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
アドセンスは初心者ブロガーでも収益化が簡単な手法ですが単価の低さからまとまった収入にするためにはかなりの困難を伴います。
ですが、この記事内でも書いたように収益をブーストしてくれる関連コンテンツの条件の目安となっている10000PVというのはそこまで非現実的な目標ではありません。
みなさんも、ぜひ頑張って記事を更新し続け関連コンテンツを表示させるぐらいまでブログを成長させてどんどん収益を増やしていっていただければと思います。