ランニングを楽しまれているみなさんはどんなランニングウォッチを使っているでしょうか。
ランニングを始めてある程度長い距離を走れるようになってくると、どのくらいの距離をどのくらいの時間で走ったのか、どのくらいのカロリーを消費したのか気になってきますよね?
私が初心者の頃はまだランニングウォッチというもの自体が高価だったので、『キョリ測』というサイト(サイトへのアクセスはこちらからどうぞ)で自分の通ったルートを思い出しながら地図をクリックして距離や消費カロリーを計測していたものです。
しかし、現在では比較的高機能なランニングウォッチがリーズナブルな価格で買えるようになりました。
今回の記事ではそんなランニングウォッチの中でも、私が厳選した一万円台以下で買える初心者向けのランニングウォッチをご紹介していきたいと思います!
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ランニングウォッチの選び方のポイント
私自身がランニングウォッチを選ぶ時のポイントはよりガチ勢向けになりますので、これからランニングを始める方、ランニングを始めてさらにステップアップしていきたい初心者の方の選び方のポイントをご紹介しますと、
- 価格は1万円台以下
- GPSによる距離測定機能
- GPS距離測定時連続駆動時間5時間以上
と、このようなポイントになると思います。
この三つのポイントの根拠を以下に書いていきます。
価格は1万円台以下
昨今のランニングブームのおかげで、ランニングウォッチの進化はめまぐるしいものがあります。
競技人口が増えることによってランニングウォッチに求める機能が増加し、小さい時計の中に多種多様の機能が搭載されていることも珍しくありません。
そのため、ランニングウォッチの価格は安いもので3000円程度、高いものになると10万円を超えるなど、幅広い価格帯となっています。
しかし、こと初心者の方が使用する場合に関しては10万円もするようなランニングウォッチは機能が多すぎてほとんど使いこなせないようなことになりかねません。
また、安いものに関して言えばやはり初心者とはいえ機能に物足りなさを感じることも否めません(ラップ計測、ストップウォッチ機能くらいしかついていなかったり)。
そこで今回、初心者のランナーの方向けにご紹介するランニングウォッチは初心者に必要な機能を考慮して価格は1万円台以下のものを選んでみました。
GPSによる距離計測機能
ランニングを始めてある程度走れるようになってくると、自分の走った距離を調べてみたくなります。
もちろん地図で調べれば大体の距離はわかるのですが、より手軽に正確な距離を測定できたら便利ですよね。
昔はGPS機能付きのランニングウォッチは高価でやたらと重く、GPSの捕捉も遅いうえに距離が不正確なものが多かった(それでもありがたがって使っていたものですが…)のですが、現在は比較的リーズナブルな値段で正確なGPS機能を搭載したオシャレなランニングウォッチが増えました。
今回ご紹介する一万円台のランニングウォッチ5つにはすべてGPSによる距離測定機能が搭載されています。
GPS距離測定時の連続使用時間5時間以上
ランニングウォッチのGPS機能はかなり電池を消耗するもので、GPS使用時の連続使用時間はランニングウォッチを購入するにあたって考慮すべき重要なポイントの一つです。
ランニングを始めたてのランナーはそれほど長時間走れませんが、ゆくゆくはフルマラソンの大会に出てみたいという人は多いと思います。
フルマラソンの大会の初心者の目標とするタイムが大体5時間から5時間30分と言われており、さらに制限時間が6時間から6時間30分のフルマラソンの大会が多いことを考えると、計測時間は最低でも5時間はあった方がいいかと思われます。
1万円台以下で買える初心者におすすめのランニングウォッチ5選
さてさて、これまでご説明してきたことを考慮して私が厳選した1万円台で買える初心者におすすめランニングウォッチをご紹介していきたいと思います。
Actino Running GPS Watch WT100
スペック
重量:52g
防水性能:3気圧防水
GPS稼働時間:約8時間
ログ機能:なし
Actino製ランニングウォッチWT100はGPS距離測定機能を搭載したランニングウォッチの中ではかなりリーズナブルな価格となっていて、とりあえずランニングを始めてみようかなという初心者の方が購入するのにいいと思います。
主な機能としては
- 走行距離
- スピード(現在/平均/最大)
- ペース(現在/平均/最大)
- クロノグラフ
- 消費カロリー
- 自動/手動ラップ(100ラップ)
- ナイトモード
があります。
価格のお手頃感に加えて、初心者ランナーに必要な主な機能は大体網羅されているという印象です。
中でもGPSの稼働時間が8時間というのは大きいと思います。
ただ一点気になるのがログ機能がないことです。
自分が走っている距離をとりあえず知りたい、どのくらいのカロリー消費があるのかな、などお手軽に計測を楽しむ方向けの製品だと思います。
とは言え、このお値段はGPS機能付きランニングウォッチの中では破格だと思うのでこの点だけ見てもかなりおすすめのランニングウォッチと言えます。
Actino Running GPS Watch WT300
スペック
重量:53.5g
防水性能:3気圧防水
GPS稼働時間:約8時間
ログ機能:あり
こちらのActino Running GPS Watch WT300はひとつ前のActino Running GPS Watch WT100の後継機にあたるランニングウォッチです。
昨日はほぼWT100と同じですが、ランニングに関連する機能で追加されたのが走行距離のログが取れる(30回分)点です。
またWT300専用のPCツールをパソコンにダウンロードすると、ログをアップロードすることによって走行データをグラフ(高低差など)や地図上の経路として確認・管理できるという特徴があります。
価格はWT100よりも3000円程度高くなっていますが、それでも初心者ランナーが使用する分には十分すぎるくらいの機能が搭載されているので決して高いという印象はありません。
GPS スマートウォッチ M4
スペック
重量:64g
防水防塵性能:IP67
GPS稼働時間:約10時間
ログ機能:GPSルート記録機能
GPSスマートウォッチM4はランニング専用というわけではありませんが、GPS機能や、正確なコンパスなどランニングに使用するのに必要十分な機能を搭載した多機能スマートウォッチです。
防水防塵性能はIPX67となっており、雨の中のランニングでも問題なく使用可能です。
また、この価格帯のランニングウォッチとしては珍しく光学式心拍センサーがついており、適切な心拍ゾーンでのスポーツを楽むことが可能です。
GPS使用時の連続使用時間が約10時間と圧倒的に長いので、フルマラソン以上の距離を走る上級者でも使えそうです。
スマートウォッチということなので、スマートフォンと接続してウォッチから直接かけたり着信を受けたりとランニング中にスマートフォンをいちいち取り出す必要がなくとても便利だと思います。
その他、ランニングには必要ないものの
- ブルートゥース通話
- 活動量計
- 睡眠記録
- SNS着信通知(Line/Gmail)
- 長座防止
- 目覚まし時計
- ストップウォッチ
- 指南針
- 高度計
- タイマ
- カレンダー
- 計算機
- 天気
- リモート写真
- スマートフォン連絡先の同期
- 録音
- 紛失防止
などの生活を便利にする機能がたくさん搭載されています。
価格も一万円台前半と、この多機能のGPSウォッチとしては破格のコストパフォーマンスだと思います。
一つ気になる点を挙げるとすれば、重量が64gとやや他のランニングウォッチと比べると重いというところでしょうか。
この点を考えると、どちらかと言えば初心者の男性ランナー向けのランニングウォッチと言えるかもしれません。
Ticwatch E2
スペック
重量:55g(ストラップの付け替えにより可変)
防水性能:5気圧防水(着用して水泳が可能)
GPS稼働時間:10時間以上
ログ機能:あり
TicWatch E2はひとつ前のM4と同じくスマートウォッチの位置づけとなっています。
ただ、ランニングに使用するには十分な機能が搭載されています。
M4同様、低価格帯にもかかわらず光学式心拍センサーが搭載されています。
GPSの連続稼働時間は10時間以上とあいまいな表現にしてしまいましたが、電池容量が415mAhと、ひとつ前のM4(GPS連続稼働10時間)の電池容量320mAhを大きく上回っているため、10時間以上は持つと考えていいと思います。
防水性能は5気圧防水となっており、普通の水泳などの運動でも十分い耐えうるものとなっています。
また、ランニングなどのスポーツとは関係ありませんが、液晶が有機ELとなていて表示がとても見やすく、アップルウォッチのようにウォッチフェースを数千パターンの中から選ぶことができておしゃれに気をつかう方にもかなりおすすめだと思います。
LAD WEATHER LAD006
スペック
重量:62g
防水性能:10気圧防水
GPS稼働時間:約12時間
ログ機能:あり
特徴的なのは、ナビゲーション機能が搭載されていることで、あらかじめ目的地を指定しておくことで目的地までのナビゲーションをしてくれる機能が搭載されているということです。
さらに驚きなのがGPS使用時の連続駆動時間が圧倒的長さの約12時間であるということでしょうか。
先にご説明した通りGPS機能は電池をかなり消耗するものなので、ここまでの長時間バッテリーはこの価格帯ではあまり見られないものだと思われます。
ランニングの記録は付属のUSBケーブルでパソコンに接続して行うことができます。
あえて難点を挙げるとすれば重量が62gと今回ご紹介したランニングウォッチのな中ではやや重めであるということ、そして心拍センサーがベルト式であるということでしょうか。
しかし、心拍ベルトは別売りであることが多く、そのようなランニングウッチではこのような低価格は実現できていないので、コストパフォーマンスの面からみてかなりリーズナブルであると言えます。
一万円台で買える!初心者におすすめのランニングウォッチのまとめ
さてさて、今回の記事では一万円台で買える比較的初心者向けといえるランニングウォッチをご紹介してまいりましたがいかがでしたでしょうか。
ランニングをするために必ず必要というわけではないランニングウォッチではありますが、日々の積み重ねが目に見える形で確認できるのはモチベーションの向上にもつながるので、あっても決して損はないと言えるものでしょう。
また今回はあえて一万円台で買えるものに絞ってご紹介しましたが、徐々に距離を伸ばし、記録も伸ばしていく過程でさらに機能が充実したモデルを欲しいと思うこともあると思います。
ですので、いきなりハイエンドモデルを購入することも決して悪いことではありません。
皆さんそれぞれの目的や予算に合わせて選択していくことが大切だと思います。
それでは長くなりましたが今回の記事はこれにて終了であります。