さてさて久々となりましたが今回の記事ではフリマアプリのメルカリについて再度書いてみたいと思います。
わたくし一発屋はこの4月、メルカリで不用品売買だけで20万円ほど売り上げました(手数料送料で利益は17万ちょっとといったところですが…)。
ネットで検索するとメルカリで商品が売れないという声がちらほら見られるので、今回の記事では一発屋の経験からメルカリで商品を高く売るためのコツ5つをご紹介していきたいと思います。
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メルカリで商品を高く売るには…?
さてここからは私のメルカリでの販売経験から、商品を高く売るためのコツを5つほどご紹介してみようと思います。
すべての方にうまくいく方法かどうかはわかりませんが、メルカリでの商品販売の参考になれば幸いです。
【コツ1】商品の値段をつける前にリサーチするべし!
まず始めに商品の値段の設定の仕方について見ていきましょう。
商品の値段設定は自分の勘だけで行うとめちゃくちゃ損する場合もあれば、高すぎてまったく売れないこともあります。
そこで、最低限やっておきたいのが、『自分が売ろうとしている商品の価格を大手のショッピングサイトである、Amazon、楽天、ヤフーショッピング等で調べる』ことです。
メルカリで商品を購入しようという人はこのような大手ショッピングサイトよりも安く買いたいと思っている人がほとんどです。
ですので、メルカリで売りたい商品の値段はこれら大手ショッピングサイトが提示している価格と同じか少し高い値段に設定するといいでしょう。
『大手ショッピングサイトと同じ値段ならわざわざメルカリで買わなくてもいいのでは?』
と思った方もいるかもしれません。
しかし、メルカリには売上で商品を購入しようとする人も多く、その場合決済時の手数料(代引き、銀行振込手数料など)もないので大手ショッピングサイトで購入するよりも安くつくのです。
このため商品は大手ショッピングサイト並みの値段設定でも売れることも多いのです。
もちろん、早く売りたい場合などは少し低めの設定にしておいた方がいいのは言うまでもありません。
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【コツ2】商品の説明は詳しく書くべし!
基本的に対面で商品の実物を提示して販売するいわゆるフリーマーケットなどと違い、メルカリでは出品者の顔も商品の実物も見ることができません。
そのため、メルカリに限ったことではありませんがフリマアプリによる商品売買は購入者側が圧倒的に不利な立場にあります。
そのための対策が受け取り評価制度(商品を受け取った購入者が評価をしなければ出品者に売り上げは入らない)なのですが、できれば商品売買時に購入者側の不安要素は消しておいた方がいいのです。
そこで、商品説明欄にはできるだけ詳しい商品の説明を書きます。
具体的には
- 何年前に購入したのか
- ずっと使っていたのか、あるいはほとんど使わずしまっていたのか
- 傷、汚れなどはあるか。
- 家電などであれば動作確認はできているのか。
- 箱、取扱説明書などの付属品の有無
などを書き込んでいきます。
4点目の『傷、汚れなどはあるか。』についてですがか後々評価に関わってくるポイントなので注意が必要です。
メルカリの出品ページには『商品の状態』を選択する項目がありますが、傷や汚れの程度というのは人によって判断が大きく違うものです。
自分にとっては大したことがない傷、汚れだと思って『目立った傷や汚れなし』としても受け取った本人には『傷や汚れあり』の判断になることは当然あります。
受け取り後のトラブルを防ぐためにもちょっとでも気になった傷、汚れ等は写真に撮って商品画像とともにアップしておくのが無難です。
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【コツ3】送料無料、らくらくメルカリ便で発送するべし!
メルカリでは商品を出品する際に、
- 配送方法
- 配送料を出品者持ちにする(送料無料)か購入者持ちにする(着払い)か
を出品者が決めることが出来ます。
その際に、配送方法をらくらくメルカリ便(またはゆうゆうメルカリ便)にし、送料を無料にすると売れる確率が断然アップします。
送料無料で送るメリット
メルカリでは送料を出品者負担にするか購入者負担にするかを出品者が決めることができます。
メルカリは商品が売れた際に出品料として売り上げの10%がメルカリ側に自動で支払われます。
そのため出品者が送料を少しでも安くするかあわよくば0にしたいという気持ちはよくわかります。
しかし、送料は配送元と配送先の距離によって大きく違い、例えば出品者が北海道に住んでいて購入者が沖縄に住んでいる場合は送料だけでどえらいことになりかねません。
このようなことがあるのでまず送料が購入者負担になっている場合は売ること自体が難しいのです(例外として、商品自体が格安だったり、他では絶対に手に入らないようなものの場合は売れます)。
購入者が購入を決めるポイントを順位付けすると
- 値段(安さ)
- 送料
- 出品者の評価
- 配送方法
- 発送までの日数
になると考えられますのでまずは送料無料にして購入者に買いやすくすることが重要です。
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らくらくメルカリ便で配送するメリット
前々回の記事でも書きましたがらくらくメルカリ便(またはゆうゆうメルカリ便)は匿名による配送が可能です。
商品の大きさなどによってはらくらくメルカリ便以外の方法の方が送料が安くなることがあります。
しかし、らくらくメルカリ便以外の配送方法を選択した場合、購入者の住所・氏名が出品者に対して表示されてしまいます。
また、発送手続き時には、返品などのトラブル対策として出品者の住所・氏名を送り状に記載する必要があります。
このようにらくらくメルカリ便(またはゆうゆうメルカリ便)以外の配送方法では出品者購入者に互いの個人情報が知られることになります。
これらのことから、配送方法をらくらくメルカリ便(またはゆうゆうメルカリ便)にしておくと購入者が安心して購入することができ、購入決定につながりやすくなります。
らくらくメルカリ便で配送するメリットは他にもあります。
らくらくメルカリ便以外の方法では送り状は自分で書く必要がありますが、らくらくメルカリ便では送り状を自分で書く必要はありません。
らくらくメルカリ便は匿名性のメリットだけではなく、その名の通り出品者にとってらくらくな配送方法なのです。
【コツ4】値段交渉はするべし!
これは語弊があるかもしれませんが必ずしも安くせよ、と言っているわけではありません。
このことはフリマアプリの前提である『フリーマーケット』について考えてみるとわかりやすいかもしれません。
値段交渉はフリマの本質
フリーマーケットは基本的に値下げ交渉ありきの販売価格設定がされていることが多いです。
購入者側もそれがわかっているので値下げ交渉は珍しくありません。
これはフリマアプリであるメルカリでも同じことが言えます。
購入者はもともと提示されている価格よりも安く買えた方が満足感があるので値下げ交渉が可能な出品者にはよくコメントがつき、よく売れている印象があります。
しかし、ずるずる値下げ交渉に応じていると結局二束三文にしかならなかったなんてことにもなりかねません。
ですので、まずこれだけは譲れないという『最低売却希望価格』を自分の中で決めておきましょう。
これは設定に悩むかもしれませんが、もし自分の売りたい商品の中古買い取り業者を探すことができるのならば、中古買い取り業者が提示している価格よりは高く設定しておきましょう。
買取価格を提示している中古買い取り業者が見つからない場合は商品代金から送料出品料を差し引いた額を計算して、これだけは欲しいという額を決めておくだけで構いません。
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値段交渉の仕方と実例
上の画像は私が3500円で出品した商品の実際の値段交渉の例になります。
購入者はまず500円引きの3000円での購入を希望しています。
これは、『この価格なら買ってもいいかな』という価格ではなく『この価格で買えたらかなり安い!』と思ってコメントしていることが経験上多いです。
この交渉を受けて私は送料手数料があるという理由をつけて3200円を提示しています。
購入希望者はもともと『3000円よりちょっと高くても値段を安くしてもらえないかな』という気持ちで値段交渉しているので、私が300円値引きしたことで目的が達成されました。
このため値段交渉はスムーズに終了し購入に至っていますね。
実はこの商品の私の最低売却希望価格が3000円でしたので、私自身も目的を達成していたのです。
値段交渉に関して一つ注意点があります。
この例で購入者はどのくらい値引きができるかをまず聞いていますがこれに正直に答えてはいけません。
そうすると足元を見られる可能性があるので、必ず元値と購入者の値下げ希望価格の中間で値段交渉を進めるようにしましょう。
【コツ5】最初から最後まで丁寧に対応すべし!
フレンドリーなのは結構なのですがまずタメ口は論外です。
常識を疑われかねませんので止めておきましょう。
大体まともな常識を持ち合わせていない人間の管理している商品が信用できるのかどうかまず考えてみればわかると思います。
また、中には余計なことは言わなくていいというような購入者もいるのですが、できるだけ必要最低限の連絡は取り合うようにしましょう。
先にも述べた通りフリマアプリでは購入者側が圧倒的に不利であり、商品が届く前にお金を振り込んでいるので不安になるものです。
ですので
- 購入してもらったら感謝のメッセージを送る
- 大体の発送日時を伝える
- 発送したら発送通知ボタンを押すだけでなく、発送したことをメッセージで送る。
をすることによって格段に購入者の不安感が低下します。
このこと自体はその商品が売れるかあるいは高く売れるかに関係するものではありません。
しかし、これは購入者が商品を受け取ったあとでの出品者の評価に大きく関係してきます。
低評価が一つでもある出品者は敬遠されがちなのは言うまでもありません。
評価にはコメントも付けられるのですが、最初から最後まで丁寧に対応しているとこのコメントもしっかりいいことを書いてくれたりします。
先に書いた通り、商品の購入希望者の購入決定のポイントには出品者の評価も含まれると考えられますので対応を丁寧にしておくことで損はありません。
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メルカリで商品が売れない⁉高く売るコツ5つを伝授!のまとめ
さてさてこれまでメルカリで商品を売るときのコツをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
個人取引であり、売る人間買う人間の姿が見えないとは言えど、売りと買いには人と人とのコミュニケーションが不可欠ですよね。
皆さんもこの記事を参考にされて気持ちのいい取引で少しでも高く商品を売ることができるよう祈っております。
それでは長くなりましたが今回の記事はこれにて終了であります。