実はフリマアプリとしてはメルカリよりも古参のラクマ。
メルカリには便利でお得な発送方法としてメルカリ便がありますが、ラクマにも似たようなサービス『かんたんラクマパック』があります。
このかんたんラクマパックで商品を発送する際、日本郵便・ヤマト運輸(クロネコヤマト)のいずれのサービスを利用するか選択することができることをご存知でしょうか。
日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)のどちらを選択するかで微妙に送れるサイズが違ったり送料にも違いがあるので、今回の記事ではその違いについて比較してみようと思います。
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かんたんラクマパック~日本郵便・ヤマト運輸(クロネコヤマト)の違い比較~
さてここからはかんたんラクマパックを日本郵便で発送する場合とヤマト運輸(クロネコヤマト)で発送する場合の違いについて具体的に比較していきます。
まずはおさらいとして、かんたんラクマパックの特徴について見てみます。
知っている人は読み飛ばしてくださいね。

かんたんラクマパックの特徴
まずはおさらい。
かんたんラクマパックの特徴は以下のようになっています。
匿名配送
全国一律送料
宛名書き不要
幅広い対応サイズ
配達状況が取引ページで確認出来て安心
配送トラブル発生時、商品代金などを補償(ラクマあんしん補償:紛失補償)
一部置き配可能(日本郵便のゆうパックのみ)
メルカリを使ったことがある方なら分かると思いますが、メルカリ便(らくらくメルカリ便またはゆうゆうメルカリ便)から匿名配送をなくしたサービスといった感じですね。

全国一律料金なら購入者との距離を気にしなくていいですし、宛名書きも本当に面倒なのでとっても便利なシステムだと思います。
対応サイズに関してはメルカリ便では上限160サイズなのに対しかんたんラクマパックでは日本郵便の場合上限170サイズ、ヤマト運輸の場合上限200サイズと、本当に幅広い対応サイズで色々なものが送れるといった印象です。
日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)の違い比較
さていよいよ本題。
ここでは発送する商品のサイズ別に、かんたんラクマパック日本郵便verとヤマト運輸(クロネコヤマト)verを比較していきたいと思います。
小型サイズ(A4薄型)商品を送る場合
まずはいわゆるA4サイズ(以内)で厚さの薄い小型サイズの商品を送る場合の比較になります。
このサイズの商品を送る場合、日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)で利用できるのが以下のサービスです。
(※1)ゆうパケットポストはコンビニや郵便局などで買える専用ボックスで商品を梱包し、全国の郵便ポストから投函する形で発送ができるサービス
【参考】メルカリのゆうパケットポストとは?サイズ・送料・専用箱の入手方法と組み立て方・発送方法など画像付きで徹底解説!
いずれも購入者の自宅ポスト投函となるため購入者が不在でも配達が完了し、受け取り評価が早いというのがメリットの一つと言えます。

サイズの比較
それではゆうパケット/ゆうパケットポストとネコポスのサイズはどのくらい違うのか比較してみることにします。
※ラクマ公式ガイド参照
それほど大きなサイズの違いはないようですが、ややゆうパケットの方が大きいサイズのものを送ることが出来るといった印象です。
また、郵便ポスト投函で発送ができるゆうパケットポストの場合、送ることができる商品の重さは2kgまでと、2倍になっています。
また、どちらも送れる商品の最小サイズが存在しますが、ゆうパケットの方がより小さいサイズのものを送れるようになっています(最小サイズは表の赤文字参照)。
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送料の比較
さてサイズではそれほど差がなかったゆうパケット/ゆうパケットポストとネコポス。
今度は送料の比較をしてみたいと思います。
送料を比較すると上の表のようにゆうパケット/ゆうパケットポストの方がネコポスよりも20円~25円安いです。
たった20円ちょっとかと思うかもしれませんが、およそ10%もの差は無視できません。
小型サイズ商品は価格が低くなりがちなのでやはり送料はあまりかけたくないものです。
小型サイズ商品送るならどっちがいい?
どっちがお得?
日本郵便配送を選択した方がお得!
サイズと送料の比較からわかるように、かんたんラクマパックで小型サイズの商品を送るなら、日本郵便verを利用した方が匿名配送だしサイズも融通がきくし送料も安いので断然おすすめ!
ということになります。
中型サイズ商品を送る場合
さて続いては中型サイズ商品を送る場合について、かんたんラクマパックの日本郵便・ヤマト運輸(クロネコヤマト)の違いを比較してみたいと思います。
日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)で利用できるのが以下のサービスです。
以下ではこの2つについて説明していきます。
宅急便コンパクト(ヤマト運輸)
ここではまず宅急便コンパクトについて説明していきます。
なお、かんたんラクマパックの宅急便コンパクトを利用する場合の最低商品出品価格は570円となっています。
サイズ
宅急便コンパクトで商品を発送する際はまず、上の画像にあるような専用ボックス(税込み70円)をヤマト運輸営業所または一部取り扱いのあるコンビニ(ファミマは大体あります)で別途購入する必要があります。
ヤマト運輸営業所であればその場で梱包用のプチプチを無料でつけてくれたりする(店舗にもよります)のでおすすめです。

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送料
宅急便コンパクトの送料は専用薄型BOX・専用BOXともに全国一律530円(税込み)となっています。
専用資材の購入に別途70円かかることを考えれば、合計の送料は600円(税込み)ということにになります。
ゆうパケットプラス(日本郵便)
ここではゆうパケットプラスについて説明してきます。
なおゆうパケットプラスを利用する場合の最低商品出品価格は410円です。
サイズ
ゆうパケットプラスを利用する場合は上のような専用BOX(65円)を別途購入する必要があります。
サイズは上記の通りで、宅急便コンパクトよりも厚さが大きく縦長の印象になります。
専用BOXは全国のLawsonおよび郵便局で購入することができます(取り扱いのない店舗もあるので電話等で確認してからの方がいいかもしれません)。
【参考】メルカリのゆうパケットプラスとは?サイズ・送料・専用ボックスの入手方法・宅急便コンパクトとの比較も!
送料
ゆうパケットプラスを利用した場合の送料は全国一律で380円(税込み)となっています。
専用資材の購入に別途65円かかるので実質的な送料は445円(税込み)ということになります。
中型サイズ商品を送るならどっち?
どっちがお得?
日本郵便を選択した方がお得!
すでに見てきた通り、宅急便コンパクトの専用BOX込みの実質送料は600円でゆうパケットプラスの専用BOX込みの実質送料は445円なので、かんたんラクマパックの日本郵便バージョンを利用した方が155円送料が安上がりになります。
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大型サイズ商品を送る場合
最後は梱包込みのサイズが三辺合計60サイズ以上になるような(中型~)大型サイズ商品を送る場合についてかんたんラクマパックの日本郵便・ヤマト運輸(クロネコヤマト)の違いを比較してみたいと思います。
日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)で利用できるのが以下のサービスです。

サイズの比較
まずは日本郵便とヤマト運輸(クロネコヤマト)で送れる商品のサイズに違いがあるのか見てみましょう。
表からもわかるように、ヤマト運輸の宅急便の場合は60サイズから20サイズ刻みで200サイズまで対応サイズが存在し、日本郵便のゆうパックの場合は170サイズまでとなっています。
ここで2つ注意。
まず表の()内の重さ表記は全てヤマト運輸に限った場合のものです。
そして、ヤマト運輸の宅急便を利用する場合、180サイズと200サイズはコンビニでは発送できない(ヤマト運輸営業所へ持ち込む必要がある)ので注意が必要です。
日本郵便の場合は全サイズ一律で25kg以内となっています。
送料の比較
さて、続いて送料に違いはあるのか見ていきます。
上の表からわかるように、170サイズまでは日本郵便の方がヤマト運輸よりも安い、または変わらない送料となっています。
大型サイズ商品送るならどっち?
どっちがお得?
- 60サイズ・140サイズ・160サイズならば日本郵便が安くてお得!
- 170サイズは日本郵便で!
- 180サイズ・200サイズはヤマト運輸で!
すでに見てきてお分かりかとは思いますが、かんたんラクマパックの日本郵便・ヤマト運輸の送料に差があるのは60サイズ・140サイズ・160サイズで、日本郵便の方が安くなっています。
なので、60サイズ・140サイズ・160サイズ商品を送る場合は日本郵便を選択した方がお得です。
また、170サイズはそもそもヤマト運輸に対応サイズがないので日本郵便一択。
さらに、180サイズ・200サイズは日本郵便に対応サイズがないのでヤマト運輸一択となります。
その他のサイズ(80・100・120)はヤマト運輸・日本郵便どちらを選んでも送料は変わりませんが、重さの上限が日本郵便の方が大きい(一律25kgまで)ので、同じサイズで重さが大きいものの場合は日本郵便を選択した方がお得となります。
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まとめ
さて今回の記事ではかんたんラクマパックの日本郵便verとヤマト運輸verの違いについて徹底的に比較してみましたがいかがでしたでしょうか。
大型サイズについてはさほどどちらかを使うメリットはありませんが、中型サイズ以下の商品ではどちらかを使う方が送料が安いなどのメリットがあるので、この記事を参考に利益が最大になるような選択ができるように祈っています。
それでは今回の記事はここで終了とさせていただきます。
