どうも、一発屋です。
さて今回は商品レビューです。
みなさんはプランターなどで家庭菜園をやってみたりした経験はあるでしょうか。
私は料理はするものの、今まで家庭菜園にはあまり興味がなかったのですが、コロナで家にいることも多くなり植物でも育てて料理に使ってみようかなとふと思ったのでした。
と思っていたところちょうどニーズに合致したのが水耕栽培の家庭菜園。
このたび私が買ったのが灯菜(アカリーナ)という室内で自動LED点灯によって、主に葉物野菜などを水耕栽培できるおしゃれなキットです。
このアカリーナ、お部屋のスペースや収穫量に合わせてサイズが色々あるのですが、私はとりあえずお試しということで5株植えることが出来るアカリーナ14を買うことに。
そんなわけで、このLED水耕栽培キット『アカリーナ14』を使ってバジルを育ててみたので、バジルが育つまでのタイムラプス動画など画像多数でレビューしてみたいと思います。
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LED水耕栽培キットアカリーナ14レビュー
LED水耕栽培キット『アカリーナ』とは
アカリーナの特徴
- 日光の代わりにオリジナル植物用LEDを使用し、適切な光量を維持することで簡単に植物の栽培が可能。
- 天候に左右されず、土を使わずお部屋で植物の栽培が可能。
- 液体肥料とサラダ菜の種子付きで、届いたその日から栽培を始められる。
LED水耕栽培用キットアカリーナの特徴を簡単に挙げてみました。
まずアカリーナは普通の水耕栽培と違って日光を植物の当てる必要はありません。
植物の成長を促すために特別に調整されたLEDの光を当てることによって、効率よく植物を育てることができるようになっているそうです。
※詳しくはアカリーナの販売元である『MotoM』さんのホームページを見てください。
また、水耕栽培ということで土や肥料などを追加で買ってくる必要がなく、水と水差しさえあれば付属の液体肥料とサラダ菜を使ってその日から栽培が可能というお手軽さも特徴の一つです。
開封・外観・付属品など
私が購入したのはアカリーナ14というもので、5株の水耕栽培が可能な、アカリーナシリーズでは2番目にコンパクトなタイプです。
サイズは、幅210x奥行き100x高さ274mmとなっています。
アカリーナ14の付属品は
- 電源ケーブル
- 液体肥料
- サラダ菜の種子
- スポンジ
- フタ(発芽までの間暗くするためのもの)
で、1リットルの水差しがあれば他に何も購入しなくてもすぐに水耕栽培が始められます。
画像のように底面には電源ケーブルに接続するコネクタがあります。
植物を栽培する部分は上のように取り外しができるようになっていて、①の穴に種を植えたスポンジ(スポンジも付属します)を入れ、②に養液を入れます。
LED照明装置は上の画像のようになっています。
操作ボタンは右から
- 電源ボタン
- Dimmer(調光)ボタン
- タイマーボタン
です。
電源ボタンは単純にLEDのオンオフに使用します。
タイマーボタンを入れれば16時間LED照射+8時間消灯を繰り替えすように設定できます。
また、Dimmerボタンを押していくと明るさを4段階(100%・50%・10%・2.5%)に調光可能となっています。
ただし、光が弱いほど植物の成長の効率が下がるようなので本来は100%での栽培が推奨されています。
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水耕栽培の手順
ここではアカリーナ14を使った水耕栽培の手順を画像付きで解説します。
まず電源ケーブルを本体に接続し、コンセントに接続しましょう。
続いて、付属のケース類を水で簡単に洗浄します。
続いて、養液を作成します。
付属の液体肥料キャップ一杯を水差しに入れた水1リットルと混ぜれば養液の完成です。
続いて実際に植物を栽培する部分の準備をしていきます。
まず、ケースに水を入れるのですが、ケース内側に『三角形のマーク』があるので三角形の底辺のところまで水を入れます。
続いてケースを上の画像のように本体にセットします。
次に植物の種を植える苗床を作っていきます。
付属のスポンジを一つ一つ切り離し、器に用意した水につけて3~4回揉んで水をよく含ませます。
続いて、水を含ませたスポンジを絞らずにケースの穴に入れていきます。
最後にスポンジのくぼみ部分に植物の種子を植えていきます。
決して押し付けるのではなくそっと置くようにして植えるといいようです。
種を植えたら最後に付属のフタを被せて発芽まで暗い環境を作ります。
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バジル栽培成長過程(タイムラプスあり)
ここでは大まかな成長過程とタイムラプス動画(GIF)の二つをご紹介します。
大まかな成長過程
バジルは季節にもよるみたいですが大体2日~4日程度で発芽するようです。
今回バジルを育て始めたのは4月ということもあってやや発芽には時間がかかり、上の画像のように発芽するまで5日かかりました。
発芽してから大体4日くらいで上の画像のように双葉がしっかりと確認できるまで成長しました。
発芽後10日くらいで、ややわかりづらいですが上の画像のように本葉が出始めました。
発芽後2週間くらいで上の画像のようにすべての苗に本葉が出そろいました。
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本葉が生えそろうと成長は結構加速して、発芽後3週間くらいで上の画像のようにかなり本葉がしげるようになりました。
発芽後1か月もすると、上の画像のようにかなりたくさんの本葉がしげるようになりました。
上の画像は発芽後35日くらいのもの。
この時はかなり気温が高くなってきたこともあって一日一日の成長速度が明らかに上がっていました。
もう収穫して料理に使えそうなレベルの葉が茂っています。
上の画像は発芽後45日程度経過した時のものです。
発芽35日と比べても爆発的に成長しているのがわかります。
発芽後45日目ですでに一部の葉が天井に達してしまっていたので、発芽後48日目くらいで『摘心(てきしん)』をすることに。
左上の画像の赤い線の部分を清潔なハサミで切ることで、その下にある本葉の根本あたりから茎が二股に生えて、縦ではなく横にバジルが成長していきます。
ピザはバジルを乗せた状態で焼いたのでシナシナになってしまいましたが…。
タイムラプス成長GIF動画
ひとつ前の成長過程の写真とは別に、発芽後(実際は双葉が生えたくらい)毎日一回定点カメラで撮影していた写真をつなぎ合わせてタイムラプスGIF動画にしたのが上の動画です。
やはり最初は4月であまり成長速度が速くありませんが、30日前後(5月になってかなり気温が上がりました)から急激に成長が促進しているのがわかります。
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水耕栽培アカリーナ14の?なところと良かったところ
?なところ
- 光量100%はまぶしすぎる
- タイマーモードでは光量の調節ができない
良かったところ
- 素人でも簡単に植物を育てることができる
- インテリアとしておしゃれ
- 部屋が汚れにくい
まずLED水耕栽培キットアカリーナのこれはちょっと…?といったところから。
すでに書いたようにアカリーナはDimmerボタンを使って光量を4段階に調節できるのですが、100%の光量にするとかなりまぶしいです。
もちろん、明るさを50%以下に絞ってもいいのですが、成長効率が下がってしまうので100%の光量で運用したいものです。
またタイマーモードは16時間のLED照射と8時間の消灯を繰り返すモードですが、基本的に光量の設定はできない仕様となっています。
タイマーモード中にDimmerボタンを押すことによって光量を下げることはできるのですが、消灯時にその設定はリセットされ、翌日にはまた光量100%で点灯します。
続いてLED水耕栽培キットアカリーナの良かったところ。
まず、一番良かったのは水耕栽培どころか植物の栽培のど素人の私でも何も考えずに植物を育てることができたところです。
タイマーモードがあるので日照などは全く気にする必要がなく、一度液体肥料を配合すれば、後は2~3日に一回液体肥料をあげるだけで本当に勝手に植物が育っていくので、ずぼらでサボテンさえも枯らしてしまう私でもとても簡単に栽培ができました。
また、アカリーナシリーズの中でも私が購入したアカリーナ14はシンプルながらスタイリッシュなデザインなのでインテリアとしてもとてもおしゃれです。
植物が育っていく中で、どんどん見た目が変わっていくので飽きが来ないのも魅力だと思います。
お友達を部屋に呼んだ時も、アカリーナがあると『おっ!』と目を引きますし、そこから採れた野菜サラダをふるまったりしたら『出来るな!』と思われること請け合いです。
さらに、部屋の中での栽培だと汚れが気になる人も多いと思いますが、LED水耕栽培キットアカリーナは土を使わないのでお部屋が汚れにくいも魅力の一つです。
土を使わないので最初から最後まで手が汚れることがないのもかなり助かりました。
LED水耕栽培キットアカリーナはこんな人におすすめ!
こんな人におすすめ
- 野菜不足な人
- 無農薬野菜が食べたい人
- 植物を育てるのが苦手な人
- おしゃれなインテリアが好きな人
- 小さいお子さんがいる人
LED水耕栽培キットアカリーナはあまり大きくならないものであれば色々な野菜を育てることができます。
私が育てたバジルもそうですが、ミニトマトやサラダ菜など毎回の食卓に一品は野菜が欲しいところなので野菜好きの方だけでなく野菜不足な方には特におすすめだと思います。
アカリーナは室内で水耕栽培が可能なため、虫がつくことも雑草が周りに生えるといったこともないので無農薬で野菜を栽培することが可能です。
なので、無農薬野菜が食べたいという人にはとてもおすすめです。
また、今回バジルを育ててみてわかったことで意外だったのが『植物を育てるのって楽しい』ということでした。
そもそもかなりずぼらな性格の私は植物を育てても面倒くさくなってすぐに枯らしてしまったりしたものなのですが、そんな私でも面倒くさがらずに楽しくバジルを育てることが出来ました。
こんな私でそうなのですから、もともと植物を育てることが好きな人はさらに楽しくできるのではないでしょうか。
育てること自体も楽しいですが、インテリアとしてもおしゃれなのでインテリア好きな方にもかなりおすすめだと思います。
特に、植物が育つ中でインテリアとしても日々変化が見られるのでより気分が良いと思います。
また、お子さんのいる家庭では食育にもつながるのでかなりおすすめです。
植物がどうやって育っていくのかを学びながら成長を楽しみ、野菜であれば最終的には美味しく食べることもできるわけです。
子どもって嫌いな野菜でも自分が育てると食べられたりするものですしね。
収穫までにかかる時間も植物によって違いはありますが、30日~40日で収穫できるものが多いので夏休みの宿題の日記や自由研究にもおすすめだと思います。