さてさて新年一発目の記事はこのブログでもおなじみのメルカリのお話になります。
この記事を書く直前にメルカリの公式サイトのプレスリリースを見たのですがなんとメルカリアプリが世界1億ダウンロードを達成したとのこと(日本、アメリカ、イギリスの合計)。
もはやモンスターと言ってもいいほどあり得ない成長を遂げたフリマアプリのメルカリですが、利用者が増えるということはそれだけ悪だくみをする人が増えるということでもあります。
この悪だくみを阻止するために、メルカリでは禁止行為や禁止出品物についてかなり細かくガイドラインが定められています。
これらのガイドラインには『え!?これもダメなの!?』というようなものも含まれているので知らず知らずのうちにやってしまって違反になる場合があります。
まぁよほど悪質なものでない限りいきなりアカウント停止ということはないとは思いますが、全く悪気がなくても利用制限くらいはされてしまう可能性はなくはありません。
と、言うわけで今回は私の実際の経験も交えながらメルカリでアカウント停止されないために、商品を出品・購入するときに気を付けた方がいい言動を5つ選んでご紹介したいと思います。
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メルカリで最悪アカウント停止!?気を付けたい言動5選!
さてここからはいよいよ本題に入ります。
メルカリの公式サイトの情報とともに、私の実体験も交えてメルカリでアカウント停止・利用制限されないために気を付けるべき言動をご紹介していきたいと思います。
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関連メルカリで商品削除された上に利用制限までされた件…
前回、メルカリが違法行為や規約違反についての規制を強化したというお話に絡めて、あらためて出品が禁止されている商品についてまとめて書いたのですが、なんと舌の根も乾かぬうちにやらかしてしまいました。 『メ ...
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手元にない商品を出品すること
こちらはちょっと前に転売ヤーの間で流行った『ミニスーパーファミコン』や『ニンテンドースイッチ』を例に挙げてみましょう。
現在では解消されていますが、ニンテンドースイッチなど発売当初に生産が需要に追い付かない人気商品の場合、高額で転売されることが多いですよね。
特に、メルカリを始めとするフリマアプリではこれらの商材はプレミアを付けた価格で売れることが多く多くの転売ヤーが製品を手に入れるための予約抽選の行列に並んだりしていました。
定価と比べてあまりにも高額の値段設定であることもありますが、これ自体は褒められた行為ではないにせよ法やメルカリガイドラインに触れるわけではありません。
問題なのはメルカリで出品した段階ではまだ『予約』の段階であり商品が手元にない場合です。
ニンテンドーが『ミニファミリーコンピューター』をリリースした時、品薄のためメルカリなどのフリマアプリではかなりの高額で売買されていたことがありました。
これを受け、その後発売される『ミニスーパーファミコン』でも同様にプレミア価格での転売可能と見越した多くの転売ヤーたちがミニスーパーファミコンを予約し、リリース日の前にメルカリで大量に出品、一斉に商品削除されるということがありました。
このように、たとえ予約が完了していて発売日にほぼ確実に商品が手に入るという状況でも、手元に商品がない場合はメルカリでの出品は禁止されています。
これは予約商品の発売日前出品だけでなく、いかなる場合においても手元に商品がない場合に当てはまります。
よく商品の画像にAmazonあたりで拾ってきた画像だけ掲載している人がいますがあれはアウトなんですね。
以前ネットで『ハードオフで目を付けた商品を出品して、買い手がついたらハードオフで商品を購入して発送すれば在庫を抱える心配がない』というような記事を書いている人を見かけたことがありますがこれもメルカリの規約違反になります。
在庫を抱えるのは転売ビジネスを行う人たちにとっては大きい不安要素の一つではありますが、無在庫での出品をつづけて商品が何度も削除されると最終的にはアカウント停止にもなりかねないので絶対にやらないようにしましょう。
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『ノークレームノーリターン』等の記載
こちらはメルカリでは多くの出品者に見られる規約違反になります。
商品に問題があっても返品・返金には応じないという文章を商品ページその他に記載することがメルカリのガイドラインに抵触します。
具体的にメルカリでは
- 返品不可
- ノークレーム(NC)
- ノーリターン(NR)
- ノーキャンセル(NC)
- 3N(上記三つの略語)
の記載を禁じています。
これらの文言について
記載箇所、投稿箇所にかかわらず、商品に問題があっても返品に応じないという記載をすることを禁止します。
メルカリ公式ガイドラインより
と公式サイトのガイドラインには記載されています。
この記事を書いている時点ではまだこれらの文言はそれほど厳しく規制されている印象はありません。
しかし、メルカリでは違反規制のためのbot(AI)を利用して24時間体制で取引を監視しており、規制強化も発表された今日においてはより厳しく規制されていくことが考えられます。
私も経験があるので返品・返金にはできるだけ応じたくない気持ちは分かります。
ただ、基本的には商品についての情報をしっかりと商品ページに記載して、梱包なども念入りに行うということでクレームからの返品・返金は防げることが多いです。
ですので、下手に予防線を張るために『一切のクレームは受け付けません』等の文章を記載して商品削除・アカウント停止を食らうくらいならしっかりと商品管理をするようにしましょう。
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オークション形式の出品
これもたまにメルカリで見かける違反行為になります。
これは大体が商品価格が上限価格の9,999,999円などとなっていて、商品詳細に『値段をコメントで言ってください。一番高い人にお譲りします』のようなことが書いてあります。
このように商品の価格を決めずにオークション形式で価格を釣り上げていく行為はメルカリのガイドライン違反になります。
外部サービスへ誘導する行為
これもかなり多くの出品者が悪気なくやっていることが多い違反になります。
メルカリでは以下の行為が禁止されています。
- 外部サイトへ誘導する行為
- 外部サイトへの取引に誘導する行為
- 外部サイトURLの記載
- 外部アプリへの誘導
- SNSなどのIDの記載
- 電話番号の記載
- メールアドレスの記載
- 商品画像などにQRコードなどの画像を掲載する行為
このうち一番よく見られるのが四番目の『外部アプリ』への誘導ではないでしょうか。
メルカリでは商品の販売代金の10%が手数料として取られてしまうことから手数料6%の『ラクマ』へ購入者を誘導(または出品者を誘導)する行為がよく見られます。
かく言う私もメルカリ初心者のころにラクマと併用していて『ラクマでも出品しているのでそちらもご覧ください』のような文章を記載していた時期がありました。
その頃はまだ規制が緩い時代だったので商品削除されるといったことはありませんでした。
しかし、最近になってある商品を出品した時に購入希望者の方から『フリル(現ラクマ)をやっていますか?』というコメントが入り、これがどうやらメルカリの監視botに引っかかったらしくコメントが削除されるということがありました。
推測の域を出ませんが、メルカリの監視botは『フリル』・『ラクマ』などの他フリマアプリの名前で違反行為の認定をしていると思われます。
これらの言葉は使わないようにするとともに、他サイト・アプリへの誘導は行わないようにしましょう。
フリマアプリは数多くあれどメルカリはその中で群を抜くユーザーの多さが魅力です。
外部アプリへの誘導等の行為はこのユーザーをかすめ取る行為ですので、繰り返すとアカウント停止になる可能性がかなり高いですのでやめておきましょう。
出品者とは別の第三者の商品を代理で出品すること
これは私が実際にやってしまって商品削除をくらった違反行為になります。
私がメルカリでの売買経験が豊富なことを知っている友人・家族に出品を頼まれることがよくあり、実はこの商品削除をくらった一回だけではなく何度か違反行為と知らずに商品を出品していました。
これはおそらく業者の流入と盗品の売買を防ぐ目的で違反行為にしているのだと思うのですが、家族に頼まれた商品を出品するような場合でも違反にするのはどうなのかと思ったりもします。
[speech_bubble type="ln" subtype="L1" icon="odoroki.png" name="一発屋"] ダメなものはダメなんでやめといた方が無難ですよ。[/speech_bubble]あまり参考にしてもらいたくはないのですが、この件に関して商品が削除されたケースとそうでないケースを比べてみると、どうやら削除されたケースでは『委託(品)』という言葉がメルカリbotに引っかかったようです。
商品削除されなかったケースではこの言葉は使っておらず『姉に頼まれた商品』という文章でした。
ただ、『委託品』といったワードを書かなければ第三者に委託されたものかそうでないのかということは判別がつきません。
そういう意味ではこの規制自体何の意味があるのかなと疑問ではあります。
なんにせよ、どこで情報が洩れるかわからないので代理出品は避けた方が賢明でしょう。
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まとめ
さて、最後にあらためてメルカリで最悪アカウント停止される可能性のある言動5選をまとめてみます。
メルカリで注意すべき言動
- 手元にない商品の出品
- 『ノークレームノーリターン』等の記載
- オークション形式の出品
- 外部サービスへの誘導
- 代理出品
すでにお話ししたようにメルカリはフリマアプリでは他の追随をゆるさぬ圧倒的ユーザー数を誇っており、いくら優秀な監視botがあるとはいえすべての出品を完璧に監視・取り締まりすることは現実的に不可能です。
そのため、同じように規約違反をしていてもあるユーザーだけ利用制限を受けるという理不尽な扱いもなくはありません。
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参考メルカリで商品削除された上に利用制限までされた件…
前回、メルカリが違法行為や規約違反についての規制を強化したというお話に絡めて、あらためて出品が禁止されている商品についてまとめて書いたのですが、なんと舌の根も乾かぬうちにやらかしてしまいました。 『メ ...
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これをやられるとかなり腹立たしいのですが、今後はbotの精度などが向上してこのような理不尽なことがなるべく起こらないように願っています。
メルカリのアカウントは原則一人につき一つで、これは規約にもしっかりと記載されています。
仮にアカウント停止になってしまうと基本的にはもうメルカリの利用が不可能になるので、なるべく規約には注意してメルカリを利用するようにしましょう。