というわけで、今回の記事は久々のメルカリとラクマの比較記事になります。
メルカリやラクマで商品が売れ、無事に取引が終了したら今度は売上金の振込みという出品者にとってドキドキわくわくするイベントが待っていますよね。
この振り上げの振り込みはフリマアプリによって
- 振り込み手数料
- 振込時期
に違いがあります。
そこで今回の記事ではメルカリとラクマの2つのフリマアプリについて、この売上金の手数料・振込時期などの比較をしてみたいと思います。
※2018年2月26日のラクマ・フリルサービス統合により追記&訂正。以下『ラクマ』は『旧ラクマ』ではなく『新ラクマ(元フリル)』のことを指します。
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メルカリ・ラクマの売り上げ振込手数料・振り込み時期の比較
さてここからはメルカリとラクマについてそれぞれ、売り上げの振込手数料と振り込み時期についてご説明していきたいと思います。
振り込み手数料比較
メルカリ | ラクマ |
|
---|---|---|
振込申請可能最低残高 | 201円 | 1000円 |
メルカリ | ラクマ |
|||
---|---|---|---|---|
振込先が楽天銀行口座 | 振込先が楽天銀行口座でない |
|||
振込金額が10000円以上 | 振込金額が9999円以下 |
|||
振込手数料 | 200円 | 無料 | 210円 | 210円 |
ここではまずメルカリとラクマについてそれぞれ振込手数料について説明・比較をしてみます。
メルカリの売り上げ振込手数料
まずメルカリの場合、申請する売上金の大小にかかわらず振込手数料200円がかかります。
メルカリでは通常の振込とは別にお急ぎ振り込みというものが存在するのですが、これは売上金の振込時期に関係してくるものなので後述したいと思います。
ラクマの売り上げ振込手数料
楽天銀行口座がない場合 | 楽天銀行口座がある場合 |
210円 | 210円または0円 |
ラクマで売上金の申請をすると、基本的に申請金額にかかわらず振込手数料210円がかかります。
ただし、上の表にあるように楽天銀行口座に売り上げ金を振り込む場合は条件によって手数料が異なります。
売上の振込申請金額が10000円以上で振込先口座が楽天銀行の場合に限り振込手数料が無料になります。
以前のメルカリでは10000円以上の振込申請の場合、口座の指定なし振込手数料無料でしたが振込申請ルール改定によって手数料が一律でとられることになってしまったので、現時点(2019年4月)では10000円以上の売り上げの振込申請はラクマの方が断然お得だと思います。
またメルカリの場合売上金の振込申請をしてから現金が振り込まれるまでに最大で10日ほどの時間がかかります。
ですので、振込申請をする時期によっては現金をゲットするまでにかなり時間がかかり、その点ラクマで楽天銀行口座に10000円以上の売上金を申請した場合はスムーズに売上金を現金化できるメリットがあります。
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振込手数料比較まとめ
申請金額 | 10000円未満 | 10000円以上 |
メルカリ | 200円 | 200円 |
ラクマ | 210円 | 210円(楽天銀行なら0円) |
ここで売上金の振り込み手数料いついて簡単にまとめると上の表のようになります。
もともと10000円以上の売上金振込申請にかかる手数料無料だったメルカリですが、ルール改定によって一律200円となってしまったのは少し不利なのではないかと思います。
というのももともと楽天銀行口座を持っていた私でも商品の売りやすさからメルカリを利用してなんとか売上金を10000円以上にして振込申請をしていたのですが、今回の改定で断然ラクマの方が振込手数料面でお得なためラクマで商品を売るように切り替えたからです。
これに加えて振込スケジュールも見てどっちがお得なのか見てみましょう。
それでは次は振込時期(振り込みスケジュール)について比較していくことにしましょう。
振り込み時期(振り込みスケジュール)比較
ここではメルカリとラクマについて、売り上げが振り込まれる時期(振り込みスケジュール)を比較していきたいと思います。
メルカリの振り込み時期
メルカリの振込時期(振込スケジュール)にはお支払い用銀行口座の登録状況によって2パターンに分かれます。
お支払銀行口座を登録しておくと振込スケジュールが早まる(最短翌日)だけでなく、売上金の申請期限がなくなるので是非登録しておくようにしましょう。
お支払い用銀行口座未登録の場合
上の2つ画像はある時期のメルカリの振込スケジュールになります。
これを見ればわかるように、メルカリで売り上げの振り込み申請をすると現金が口座に振り込まれるのは最短でも申請から5日後、長くて10日後となっています。
私が初めてメルカリの売上金の振込申請をしたときはスケジュールの一番初めの申請だったため10日後の振り込みとなりかなりヤキモキしたのを覚えています。
メルカリで売り上げの振込申請をする場合はあらかじめ振り込みスケジュールを確認しておくことをおすすめします。
振り込みスケジュールの確認方法
ホーム⇒画面下『メルペイ』⇒振込申請⇒画面下『次へ』⇒画面下『振込スケジュール』
お支払い用銀行口座登録済みの場合
※メルカリガイドより抜粋
お支払銀行口座がメルペイにてすでに登録済みの場合、銀行によってさらに2パターンの振込スケジュールが存在します。
詳しくは上の画像を見ていただければ一目瞭然だと思いますが、ゆうちょ銀行とゆうちょ銀行以外でスケジュールが異なります。
簡単に違いを言うと、
- ゆうちょ銀行以外をお支払い用銀行口座として登録している場合最短で翌日売上金振込
- ゆうちょ銀行をお支払い用銀行口座に登録している場合最短で3日後売上金振込
となります。
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お急ぎ振り込み
メルカリの売り上げ手数料のところでも少し触れましたが、メルカリでは売り上げの振り込みをお急ぎでやってもらえるサービス『お急ぎ振り込み』があります。
お急ぎ振り込みはメルカリのアプリのみのサービスで、振込申請時に別途200円で通常よりも早く売上金の振り込みが可能となります。
このお急ぎ振り込みを利用することで最短で翌日に売上金が振り込まれます。
メルカリの営業日(土日祝日、年末年始を除く平日)の午前0時~朝8時59分までに申請した場合、最短で翌日に売り上げが振り込まれます(申請翌日が営業日外なら翌週の平日)。
上の画像はメルカリの営業日が月曜から金曜日の時のお急ぎ振り込みのスケジュールの一例になるので参考にしてみてください。
別途200円はかかりますが、どうしてもすぐに現金が必要という場合には翌日すぐに振り込んでもらえるのは助かりますね。
ラクマの振り込み時期
上の画像はラクマの売上金振り込みスケジュールになります。
ラクマでは振込先の口座が楽天銀行の場合、最短で当日に売上金が振り込まれます。
また、楽天銀行以外の銀行口座の場合でも最短で翌日の振込みとなっています。
振り込み時期比較まとめ
メルカリ | ラクマ |
最短翌日(条件付き) | 最短当日 |
ここで売上金の振り込み時期について、簡単にまとめてみたいと思います。
メルカリでは普通に売上金の振込申請をした場合は入金に最短でも5日かかるのに対し、ラクマでは最短で当日(楽天銀行の場合)売上金が振り込まれます。
ただし、メルカリではお支払い用銀行口座をゆうちょ銀行以外で登録している場合は最短翌日に振込されるのでそこまでラクマにアドバンテージがあるわけでもないようです。
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まとめ
さてここまでメルカリとラクマについて売上金の振込手数料・振り込み時期に焦点をあてて比較してきましたがいかがでしたでしょうか。
振込手数料の面でも振り込み時期の面でもややラクマ有利という結果でしたね。
個人的な意見になりますが、
- 人気商品(最新の家電やコスメ、アパレルなど)を出品する予定があって、売上金が10000円を超えることが見込める
- 楽天銀行口座を持っている
の2つが当てはまる出品者の場合は、ラクマで商品を出品することを全力でおすすめします。
ラクマならば商品の売り上げに対する手数料は3.5%なので、すぐ売れる人気商品で10000円を超える売り上げが期待できる場合、振込先銀行口座が楽天銀行のものならば最短でかつ多くの現金を手に入れることが可能です。
それ以外の場合(商品ジャンルがニッチな場合など)はメルカリ・ラクマのどちらで出品してもどちらにより多くのメリット・デメリットがあるということはないように思います。
いずれにせよ、その時その時で何が自分のメリット・デメリットになるか(多少金額が減ってもすぐにお金が欲しい・入金は気長に待ってもいい、など)を考えて、メルカリ・ラクマを上手に利用していくというのがいいと思います。