Googleアドセンスを利用している方であれば、他人ごとと思いつついつか自分の身に降りかかるのではと恐れているアドセンスポリシー違反…。
私も『大丈夫、大丈夫…』と自分に言い聞かせるようにブログを運営してきたのですがある日Gmailにこんなメールが…
深夜に目が覚めてスマホの通知を見てびっくり。
一気に眠気が覚めました…。
結局その夜はほとんど眠ることが出来ない事態に…。
と、まぁやや大げさに書きましたが結果的にはポリシー違反を解決できたので今はほっとしています。
今回の記事は自戒の念も込めて、私がやらかしたアドセンスポリシー違反と解決に至るまでの軌跡・解決方法を解説していきたいと思います。
意外と見落としがちだったり『えっ!?これもダメなの!?』ってことだったりするので是非参考にしてみてください。
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私のサイトで見つかったアドセンスポリシー違反
私のサイトのポリシー違反
- ページ単位のポリシー違反
- アダルトコンテンツ(性的な内容)
ここではまず私のサイトでやらかしてしまったポリシー違反について見ていきたいと思います。
端的に書けば上の2つが私のサイトのポリシー違反の特徴でした。
ページ単位のポリシー違反
さて、Googleからの突然の深夜のメールで動揺を隠しきれなかった私でしたがとりあえずメールの内容を確認してみることに。
上の画像はそのメールです。
ここでポイントなのが画像に赤線を引いてある部分で
- ページ単位の違反であること
- 違反ページの広告は停止されていること
の2点でした。
正直メールが送られてきた時は
と思っていたのでページ単位であればそこまで焦る必要はないかと安心しました。
ただ、このポリシー違反をやらかしたページのPVによっては収益に大打撃を与える可能性もありました。
そこで、どのページがポリシー違反をやらかしているのかを確認することに。
アダルトコンテンツ(性的内容)
さて、私のサイトでやらかしてしまったアドセンスポリシー違反が『アダルトコンテンツ(性的内容)』だと判明した経緯について書いていきます。
まず、Googleから違反通知メールがあってからアドセンスの管理画面にログインしてみました。
上の画像がそれなのですが、本来何らかの違反の通知がされる右上のベルマークには何の通知もありませんでした。
この場合は画像にあるようにサイドバーの①『アカウント』をクリックします。
続いて上の画像にあるように②ドロップダウンメニューに表示された『ポリシーセンター』をクリックします。
すると上の画像にあるように③『違反措置が適用されたサイト』が一覧で表示されるのでこれをクリックします。
すると、実際にポリシー違反しているページと④違反の内容が表示されるのでこれを確認します。
上の画像にあるように、ここで初めて私のサイトのあるページがやらかしたポリシー違反が『アダルトコンテンツ(性的内容)』であることが判明しました。
アダルトコンテンツに関するポリシー違反はアドセンスプログラムポリシー違反の中でもコンテンツポリシー違反であり、一口にアダルトコンテンツといってもどのような規制があるのかはなかなか難しいところです。
詳しくは以下にアドセンスのコンテンツポリシーのアダルトコンテンツに関するページのリンクを貼っておくので確認してみてください。
しかしながら、いくら何でもアダルトコンテンツに関する違反なんて全く身に覚えがなかったわたし…。
参考までに私のサイトのコンテンツを列挙すると
- 人力車バイトの裏話的なもの
- メルカリやラクマの利用に関するHOW TO
- ランニング(メソッド・グッズ等)に関する記事
- 商品レビュー
のようにかなり健全な内容だと自負しています。
なぜこのようなサイトでアダルトコンテンツに関するポリシー違反が見つかってしまったのか。
以下で詳しい経緯と解決方法を書いていきたいと思います。
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ポリシー違反の解決方法・解決までの軌跡
ポリシー違反解決の軌跡
- 違反内容の確認
- 違反箇所の特定と修正
- 改めて審査をリクエスト
- 審査の結果
私の場合、上の4ステップでアドセンスポリシー違反の解決に至りました。
おそらくやることは違反内容にかかわらず同じだと思いますので、以下の詳しい軌跡を参考にしていただければと思います。
違反内容の確認
アドセンスポリシー違反内容の確認方法についてはすでに書いた通りです。
上の画像の①~④の順で違反内容を確認します。
違反箇所の特定と修正
さて私のサイトのあるページのアドセンスポリシー違反がアダルトコンテンツに関するものと分かったので今度は当該ページでの違反箇所の特定と修正作業に入ります。
Googleからの通知では具体的にそのページのどこに違反があるのかまでは教えてくれないので、違反箇所についてはポリシーと照らし合わせながら自分で違反箇所を特定し修正する必要があります。
そこでまずは上の画像にあるように、管理画面アカウントページのポリシーセンターに表示された①違反ページをクリックします。
参考までに今回アドセンスポリシー違反が見つかったページの修正前の画像を上に載せておきます。
何年も違反通知がないからと安心してはダメなんですね…。
記事の内容は、ファイテンのパワーテープを腰のツボに貼ってランニングをしてみた感想(レビュー)という至って健全な内容です。
ただし、記事内容とはあまり関係ないところで違反箇所があるのですがみなさんはお気づきになったでしょうか。
実はポリシー違反があるのは上の画像の②と③の箇所でした。
違反があるということなので上の画像にはモザイクをかけているためわかりづらいですが、
- ②は椅子に座っている女性がややなまめかしいポーズで脚に手を触れている画像と、スポーツ用のタンクトップを着た女性が腕のストレッチをしながらワキを露出している画像
- ③は男性が女性から腰のマッサージを受けている画像
となっています。
この2つがそれぞれGoogleアドセンスコンテンツポリシーのアダルトコンテンツで指定するところの
- 性的欲求を刺激するコンテンツにおける『乳房、尻、股間の拡大表示』または『誘惑するようにポーズを取ったり服を脱いだりしている男性や女性の画像』
- 国際結婚の斡旋、エスコート サービス、アダルト向けまたは性的行為を目的とした出会い系サイトの項目における『性的なマッサージ サービス』
であると判断されてしまった可能性があります。
②の二つの画像は他の記事へのリンクとなるブログカード内のアイキャッチ画像で、どちらも私が書いたパワーテープの部位別の記事(脚に手を触れる女性の画像のリンクは脚のツボにパワーテープを貼った感想レビュー記事・スポーツ用タンクトップの女性の画像のリンクは首のツボに貼った感想のレビュー記事)へリンクを貼るためのものでした。
また、③の画像はパワーテープを腰ツボに使用したレビュー記事の見出しの下に使用した関連がありそうな画像ということで腰のマッサージの画像を使用したものでした。
ちなみにこれらの画像を取ってきたサイトはアフィリエイターであれば一度は使ったことがあるであろう無料画像サイトの写真ACさんです。
参考:写真AC
写真ACさんのサイトにも当然アドセンス広告が表示されているのでここに載っている画像であれば全てOKと思っていたのですがそうではないようです。
というわけでこれらの画像を差し替えることで修正を完了させました。
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改めて審査をリクエスト
さて、当該ページの違反箇所と思われる部分を修正したので次は改めて当該ページの広告配信の審査リクエスト作業に入ります。
先ほど違反内容の確認のところでも触れたアドセンスの管理画面(アカウント⇒ポリシーセンター⇒違反サイト⇒ページ単位の違反措置)に戻りましょう。
上の画像にあるように①ページ単位の違反措置のところの当該ページの右に表示されている下矢印をクリックします。
続いて上の画像にあるように②『解消方法』タブをクリック、『審査をリクエスト』ボタンをクリックします。
続いて、当該ページで違反箇所と考えられる部分をポリシーに沿って修正を加えたこと、当該ページにアドセンス広告コードが張り付けてあることなどを確認したうえで③チェックボックスにチェックを入れ、『審査をリクエスト』ボタンをクリックします。
すると上の画像のように④ページの状況が『審査中』に変わるのでこれを確認します。
審査には1週間またはそれ以上の日数がかかるかもしれないので気長に待つことにしましょう。
審査の結果(無事通過)
審査には1週間~の時間がかかると書かれていたので覚悟していたのですが意外にも審査結果はリクエスト翌日の未明にメールで届きました。
上の画像はそのメールなのですが、このメールには
- 審査リクエストを受け付けたこと
- リクエストに従って審査したところポリシー違反は見つからなかったこと
の2点が記載されていました。
リクエスト受付完了と審査完了が同じメールに記載されていたのでやや半信半疑だったのでGoogleアドセンス管理ページを確認することに…。
アドセンス管理画面のサイドバーから『アカウント』⇒『ポリシーセンター』と進むと上の画像のように初めは違反件数が表示されていた画面に『ポリシー違反は見つかりませんでした』の文章が!
どうやら、私のやらかしたGoogleアドセンスポリシー違反はページ単位かつたったの1ページだったため審査にほとんど時間がかからなかったようです。
そして、やはりポリシー違反の原因はすでに書いたように3つの画像にあったようです。
私のようにまったくアダルトコンテンツとは無縁のブログでこのようなポリシー違反をしてしまうとは夢にも思いませんでしたがこれからは特に女性の画像を扱う際には気を付けようと思います。
アドセンスが報酬の軸になっている方も多いと思いますのでぜひ皆さんも気を付けてみてください。
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