というわけで今回の記事は久々のメルカリ関連のお話です。
ちょっと前まではメルカリで商品を出品することの方が多かったのですが、最近は商品購入の方にも手を出し始めたわたくし。
すると商品ページにちょっと変化があることに気づいたんですね。
購入手続きの横に『オファー』の項目が。
オファーとはどうやら出品者に直接非公開で値引き交渉することができる機能のようです。
今回の記事ではメルカリのオファー機能について、メリット・やり方とどのような種類の商品に適用されるのかをご紹介してみたいと思います。
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オファー機能のメリットとは?
先ほどもすでにお話ししたように、メルカリのオファー機能は非公開で出品者と直接商品の値下げ交渉出来る機能です。
『値下げ交渉だったらコメント欄でも普通にできるんじゃないの?』
と思った方がいると思います。
ところが、この『非公開』というのは出品者・購入者ともに以下のようなメリットがあります。
オファー機能のメリット
- 【購入者側】『この価格で買いたい』というふところ事情を他の購入希望者に知られない
- 【出品者側】コメント欄で提示してしまった値下げ後の価格で足元を見られることがない
購入者側のメリット
まずはオファー機能の購入者側のメリットから。
メルカリではある意味、商品の値下げ交渉ありきの価格設定であることが多く、購入希望者はコメント欄で値下げ交渉をしますよね。
メルカリで公式には認められてはいませんが、基本的にはコメントした購入希望者が優先的に商品を買えるという雰囲気のようなものがあります。
ここで商品に他にもいいねがついている場合、コメントの通知設定をしているといいねをした他の購入希望者にも値下げ交渉が入った(かもしれない)ことが伝わります。
するとこれがどうしても欲しい商品だった場合、
『値下げして買われてしまうくらいなら元値で買っちゃおう』
という人がかなりの確率で出てきます。
よく、
『値下げ交渉してたのに横から買われてしまった』
という愚痴をこぼしている人がいますが、これはメルカリの規約になんら違反するものではありません。
ただ、メルカリが『フリーマーケット』の側面を強く持つものであることを考えると普通のフリマで値段交渉している横から商品をかすめ取るような行為はマナー違反であると言えなくもありません。
具体的な背景はわかりませんが、こういうことがないように商品のオファー機能が生まれたのではないかなと思います。
つまり、値下げ交渉を他の購入希望者に見られることなく直接出品者と行うことによって、言い方は悪いですが『商品の横取り』の可能性が減るというのが購入者側のメリットと言うことになります。
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出品者側のメリット
続いて出品者側のメリットについて。
すでにお話ししたように、メルカリ商品の値段交渉はこれまでコメント欄で『公開』で行われていました。
例えば6000円で出品している商品に、4000円まで値下げできませんかという交渉が入ったとします。
購入希望者は大体、けっこうな幅で値下げを要求してくることが多く、この場合ではさすがに2000円引きはあり得ないので5000円くらいまでなら下げられますなどと返信することになります(断っても全然OKですが)。
すると、
『こいつは5000円くらいまでなら下げる気はあるのか』
とうことが商品をいいねしている他の(潜在的)購入希望者に伝わることになります。
これだと足元を見られて最終的にはずるずると商品の値段を下げていってしまうという危険性があります。
この点、購入者から直接『非公開』で値下げ交渉のオファーが入れば、具体的に値下げできる金額を他の購入希望者に見られることがないので足元を見られる可能性が低くなるというメリットがあります。
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オファー機能の使い方
ここではメルカリのオファー機能の使い方を、実際のアプリのスクリーンショットを使ってご説明していきたいと思います。
まずは商品ページの下にある『オファー』ボタンをタップします。
続いて表示される画面ではオファー価格(値下げ後の価格)を入力(左上画像①)し、『オファーする』ボタンをタップ(左上画像②)します。
すると右上の画像のようにオファーの送信完了画面が表示されます。
オファーを送信すると24時間以内に出品者がオファーの承認または否認をすることになります。
24時間以内に出品者側のアクションがない場合は自動的にオファーはキャンセルとなります。
また、もしも購入希望者側でオファーをキャンセルしたい場合は24時間以内に『オファーをキャンセル』ボタンをタップします。
ちなみに今回は出品者側から即座にオファーが否認されたため上の画像のようにオファー失敗となりました。
出品者側が納得いく価格であった場合は、そのまま購入に進むことが出来るということです。
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オファーがキャンセルされるケース
今回私がオファーした商品は出品者によって直接キャンセル処理されました。
オファーをした際にキャンセルされるケースがこれ以外にもあるので、それを以下にまとめてみます。
キャンセルされるケース
- 出品者に直接キャンセル処理された場合
- オファーをしてから出品者がアクションを起こさずに24時間が経過した場合
- 他の購入者に購入された場合
- 出品者が商品を編集または削除した場合
オファー可能商品の種類
初めて使ってみてこれは結構便利なんじゃないかと思ったメルカリのオファー機能。
欲しかった他の商品でも使ってみようと思って商品ページを見てみるとどうやら商品によってはオファー機能が使えないものがあるようでした。
アプリのヘルプページにその辺のことが書いてあるかなと思ったのですが記載がなかったので直接メルカリ事務局にお問い合わせしてみることにしました。
以下回答を貼ってみます。
本機能は現在、「インテリア・住まい・小物」をカテゴリーに選択している商品のみにご利用いただける機能となります。
そのため、上記カテゴリー以外の商品につきましては、現状オファー機能をご利用いただくことはできません。
なぜこのカテゴリに絞っているのか理由は定かではありませんが、現状では『インテリア・住まい・小物』カテゴリーに限ってのオファー機能利用となっているようです。
ただ、文面からすると『現状』であってこれからオファー機能の他カテゴリーへの適用拡大はないとは言えないようです。
というわけでみなさん『インテリア・住まい・小物』カテゴリー商品でガンガンオファーしてみてください。
【2018年12月追記】
2018年12月時点でオファー機能が使える商品のカテゴリが増えたことが確認されました。
オファー機能が使える商品カテゴリは以下になります。
- 『インテリア・住まい・小物』
- 『家電・スマホ・カメラ』
- 『スポーツ・レジャー』
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まとめ
今回はメルカリのオファー機能についてメリット・使い方・適用される商品の種類について書いてきましたがいかがでしたでしょうか。
嫌いな人もいるかもしれませんが、メルカリでの値段交渉はだいご味の一つでもあります。
よりスムーズな値段交渉が期待されるこのオファー機能はぜひ他のカテゴリの商品にも適用してもらいたいと思います。