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PCでの作業中、「もっと効率よく進められたらな…」と感じることはありませんか。毎日繰り返す定型的な操作や、複雑なショートカットキーに、少しうんざりしてしまうこともありますよね。
そんなお悩みを解決してくれるのが、左手デバイス「Stream Deck Neo」です。この記事では、Stream Deck Neoの基本的な使い方を知りたい皆さんのために、以下の内容を分かりやすく解説していきます。
- 初期設定から基本的なボタンの登録方法
- ZoomやExcelなど、アプリごとの具体的な活用術
- 作業を自動化する、一歩進んだ応用テクニック
この記事を読み終える頃には、皆さんのPC作業はもっと速く、もっと快適になっているはずですよ。
Stream Deck Neoの初期設定と基本操作を徹底解説
新しいデバイスを手に入れた時って、ワクワクしますよね。でも同時に「設定が難しかったらどうしよう…」と少し不安になることもあると思います。ご安心ください。Stream Deck Neoのセットアップは、驚くほど簡単なんです。
ここでは、Stream Deck NeoのPCへの接続から基本的なカスタマイズ方法まで、誰でもつまずかずに進められるように、一つひとつ丁寧に解説していきますね。
まずは専用ソフトの導入から!接続と初期設定の手順
- 公式サイト
- 専用アプリ画面
Stream Deck Neoを使い始めるための最初のステップは、専用ソフトウェアの導入です。この手順さえ済ませてしまえば、あとは楽しいカスタマイズ作業が待っていますよ。導入は数分で完了しますので、さっそく始めてみましょう。
- 専用ソフトウェアを準備する
まずはElgatoの公式サイトにアクセスして、Stream DeckのソフトウェアをPCにダウンロードしましょう。お使いのPCのOS(WindowsまたはMac)に合わせたものを選択してください。ダウンロードが完了したら、ファイルを開いてインストールを進めます。画面の指示に従っていくだけなので、特に難しいことはありません。 - Stream Deck NeoをPCに接続する
ソフトウェアのインストールが終わったら、次にStream Deck Neo本体をPCに接続します。付属のUSBケーブルを使って、PCのUSBポートに直接つなぎましょう。正しく接続されると、デバイスが自動で認識されて、先ほどインストールしたStream Deckのソフトウェアが起動するはずです。 - ソフトウェアの画面を確認する
ソフトウェアが起動すると、画面上にStream Deck Neoのボタンと同じ配列が表示されます。右側には、割り当てることができる様々な機能(アクション)の一覧が見えますよね。この画面が、あなたの作業を効率化する「司令室」になります。ここまでくれば、初期設定は無事に完了です。お疲れ様でした。
ドラッグ&ドロップで簡単!基本のボタン登録と使い方
- ドラッグ&ドロップで直観カスタマイズ
初期設定が終わったら、いよいよStream Deck Neoの心臓部であるボタンのカスタマイズです。「プログラミングみたいで難しそう…」と感じるかもしれませんが、まったくそんなことはありません。
操作は、右側のアクション一覧から好きな機能をボタンへドラッグ&ドロップするだけ。まるでスマートフォンのアプリを整理するような感覚で、直感的に設定できます。
ここでは、まず覚えておきたい基本的なボタン登録の方法をいくつかご紹介しますね。
- よく使うアプリを登録する
毎日必ず開くようなアプリがあれば、ボタンに登録しておくと非常に便利です。右側のアクション一覧から「開く」という項目を探し、ボタンまでドラッグします。その後、どのアプリを開くかを選択する画面になるので、登録したいアプリを指定しましょう。これだけで、ボタン一つで瞬時にアプリを起動できるようになります。 - 特定のウェブサイトを開く
仕事で使うチャットツールや、お気に入りの情報サイトなど、頻繁に訪れるウェブサイトを登録するのもおすすめです。「システム」の中にある「Webサイト」というアクションをボタンにドラッグし、表示されるURLの欄にサイトのアドレスを入力します。ボタンに表示する名前も自由につけられるので、分かりやすくしておくと良いでしょう。 - ショートカットキーを割り当てる
コピー&ペースト(Ctrl + C / V)のような、多用するショートカットキーを登録すると作業効率が劇的に向上します。「システム」の中の「ホットキー」をボタンにドラッグし、登録したいキーの組み合わせを押すだけで設定は完了。複雑で覚えにくいショートカットも、これなら一発で呼び出せます。 - アイコンを自由に変更する
ボタンの見た目を分かりやすく、そして自分好みに変えられるのもStream Deck Neoの魅力です。各ボタンの設定画面から、用意されているアイコンライブラリを使ったり、自分で作った画像を設定したりできます。視覚的に何のボタンか判別できると、よりスムーズな操作につながりますよ。
- アイコンライブラリ
アイコンライブラリの検索バーには英語で入力する必要がありますよ。
【アプリ別】Stream Deck Neoのおすすめ活用術10選
Stream Deck Neoの真価は、普段お使いの様々なアプリと連携させることで発揮されますよね。
ここでは、具体的なStream Deck Neoの活用例を10個厳選してご紹介します。仕事の効率化から趣味の充実まで、あなたのPC作業をさらに快適にする使い方がきっと見つかるはずですよ。
1. ZoomやTeamsなどオンライン会議での活用術
オンライン会議が日常的になった今、発言の時だけミュートを解除したり、カメラをオンにしたりと、意外とマウス操作が忙しいですよね。Stream Deck Neoがあれば、そんな会議中の細かな操作をボタン一つで完結できます。
例えば、「マイクのミュート/解除」「ビデオのオン/オフ」「画面共有の開始/停止」などを登録しておけば、会議の流れを妨げることなく、スマートに対応できるようになります。
急に宅配便が来てカメラをオフにしたい時も、慌てずにボタンを押すだけ。会議の進行がよりスムーズになること間違いなしです。
2. PhotoshopやIllustratorでのデザイン作業を高速化
クリエイティブな作業は、集中力が命ですよね。PhotoshopやIllustratorのような多機能ソフトでは、使いたいツールを探したり、ショートカットを思い出したりするのに思考が中断されがちです。
そんな時は、よく使う機能をStream Deck Neoに登録しましょう。「ブラシツール」「消しゴムツール」「レイヤーの追加」「画像の書き出し」といった頻繁に使う操作をボタン化すれば、マウスの移動距離が劇的に減り、制作活動に没頭できます。
複雑なショートカットもワンタッチで呼び出せるので、創作のインスピレーションを途切れさせません。
3. Excelやスプレッドシートでのデータ入力・分析を効率化
日々の業務でExcelやスプレッドシートと向き合っている方も多いのではないでしょうか。繰り返し行う定型的な作業こそ、Stream Deck Neoの出番です。
「セルの結合」「フィルターの適用」「今日の日付を入力」「よく使う関数の挿入」などを登録しておけば、面倒なデータ整形や入力作業が一瞬で終わります。
複数のセルに同じ書式を適用する、といった操作もボタン一つで完了するため、作業時間を大幅に短縮できます。空いた時間で、より分析的な業務に集中できるようになるでしょう。
4. メールやチャットでの定型文を1秒で呼び出す
ちょっと見づらいですが、上のGIFでは定型文の呼び出しを実演しています。
毎日何通も送る業務連絡のメールやチャット。「お世話になっております。」から始まる挨拶や、文末の署名など、毎回同じ文章を打つのは少し手間ですよね。
Stream Deck Neoの「テキスト」機能を使えば、そうした定型文をボタン一つで瞬時に挿入できます。返信のテンプレートを複数登録しておけば、問い合わせ内容に応じて最適な文章をすぐに呼び出すことも可能です。
これにより、コミュニケーションにかかる時間を削減し、より重要なタスクに時間を使えるようになります。
5. ライブ配信でのBGM再生や画面切り替えをスムーズに
ライブ配信では、視聴者を飽きさせないために、シーンの切り替えや効果音の再生など、様々な操作が求められます。配信画面を見ながらOBSなどの配信ソフトを操作するのは大変ですが、Stream Deck Neoがあれば、まるでテレビ局のスイッチャーのように直感的な操作が可能です。
「オープニング画面に切り替え」「BGMを再生/停止」「コメントを表示/非表示」「マイクを一時的にミュート」などを割り当てれば、一人でもクオリティの高い配信を実現できます。
6. 動画編集でのカットやテロップ挿入を快適に
動画編集は、地道な作業の積み重ねですよね。特に「カット」「再生/停止」「テロップの挿入」「エフェクトの適用」といった繰り返し行う操作は、ショートカットを駆使しても手間がかかるものです。
これらの操作をStream Deck Neoのボタンに割り当ててみましょう。キーボードとマウス、そしてStream Deck Neoを併用することで、腕の移動を最小限に抑え、編集作業に集中できる環境が整います。
編集のリズムが良くなることで、作業効率が格段にアップします。
7. ブラウザでの情報収集をスピードアップ
私たちは毎日、ウェブブラウザを使って多くの情報を収集していますよね。「新しいタブを開く」「タブを閉じる」「前のページに戻る」といった基本操作はもちろん、「よく見るサイトのURL」を登録しておくのも非常に便利です。
さらに、複数の情報源を定期的に巡回する場合、それらのサイトを一度に開く「マルチアクション」を組んでおくと、ワンクリックで情報収集を開始できます。タブの管理が楽になることで、リサーチの効率が格段に向上するでしょう。
8. 音楽制作(DTM)での打ち込みや録音作業に集中
音楽制作では、DAWソフト上の膨大な機能を駆使して作品を作り上げていきます。Stream Deck Neoに「録音開始/停止」「メトロノームのオン/オフ」「ミキサー画面を開く」「特定の音源を呼び出す」などの機能を登録すれば、制作の流れを止めずにインスピレーションを形にできます。
物理的なボタンを押すという行為が、楽器を演奏する感覚と近いため、より直感的に音楽制作に没頭できるはずです。マウスでのクリック数を減らし、クリエイティブな時間を最大限に確保しましょう。
9. プログラミングでのコード入力やビルドを効率化
プログラミングにおいても、Stream Deck Neoは強力な相棒になります。よく使うコードのスニペット(断片)を登録しておけば、ボタン一つで正確なコードを素早く入力できます。
また、「コンパイルして実行」「バージョン管理システムへのコミット」「テストの実行」といった一連のコマンドをマルチアクションとして登録すれば、開発サイクルを大幅にスピードアップさせることが可能です。
面倒なコマンド入力を自動化し、ロジックの構築という本来の作業に集中しましょう。
10. PCの基本操作やファイル管理をワンタッチで
最後に、特定のアプリに限らず、PC全体の操作を快適にする活用術です。「PCをスリープさせる」「スクリーンショットを撮って特定のフォルダに保存する」「よく使うフォルダを開く」「音量のアップ/ダウン/ミュート」などを登録しておくと、日々の細かなストレスが軽減されます。
特に、複数のアプリを同時に起動するマルチアクションは、仕事や作業を始める際の「儀式」として登録するのに最適です。PC作業のあらゆる場面で、Stream Deck Neoがあなたの右腕となってくれるでしょう。
【上級編】マルチアクションで作業を自動化
Stream Deck Neoの基本操作に慣れてきたら、いよいよその真価を発揮させてみませんか。「マルチアクション」は、複数の操作を一つのボタンに登録し、ワンクリックで連続実行できる、まさに「魔法の杖」のような機能です。
毎日の面倒な繰り返し作業を自動化して、あなたの時間をより創造的な活動に使いましょう。
複数の操作をワンクリックで!マルチアクションの基本設定
上のGIFはAIチャットサービスを開いて2秒遅延させ、定型文「昨日の日経平均株価の終値を教えてください」を入力しENTERを押すという一連の作業をワンボタンで実現しています。
「マルチアクション」と聞くと少し難しそうに感じるかもしれませんが、設定方法はとても直感的で簡単なんですよ。これは、複数の操作を順番に実行する一連の流れ(マクロ)を、たった一つのボタンに登録できる機能です。
例えば、毎朝の仕事開始時に複数のアプリを立ち上げる、といった定型作業を自動化できます。
マルチアクション設定の一連の流れは以下のような感じです。
- 「マルチアクション」をボタンに配置する
まずは、ソフトウェアの右側にあるアクション一覧から「マルチアクション」を見つけ、好きなボタンの位置へドラッグ&ドロップしましょう。 - 実行したい操作を順番に追加する
ボタンの設定画面が開きますので、ここに実行させたい操作を上から順番にドラッグ&ドロップで追加していきます。例えば、「Slackを起動」→「Outlookを起動」→「Trelloを開く」といった具合です。 - アイコンを分かりやすく設定する
最後に、そのマルチアクションが何をするものなのか一目でわかるように、アイコンを設定すれば完了です。これで、あなただけのオリジナル自動化ボタンが完成しました。
仕事が捗る!マルチアクションの具体的な活用事例3選
Stream Deck Neoのマルチアクションの可能性は無限大ですが、ここでは特に仕事の効率が劇的にアップする具体的な活用事例を3つご紹介しますね。ご自身の作業内容に合わせてアレンジすれば、さらに便利な使い方が見つかるはずですよ。
- 「オンライン会議、開始!」ボタン
ZoomやTeamsでの会議前、慌ただしく準備していませんか。「Zoomを起動」→「マイクをミュートにする」→「メモ用のアプリを開く」という3つの操作を登録しておけば、ボタン一つでスマートに会議を始められます。 - 「ブログ執筆、集中モード」ボタン
ブログを書く時に、ついSNSを見てしまって集中が途切れること、ありますよね。「ブラウザでWordPressの編集画面を開く」→「集中モード用のBGMを再生する」→「SNSなどの通知をオフにするアプリを起動」といった設定で、執筆に没頭できる環境を一瞬で作り出せます。 - 「一日のお仕事、終了!」ボタン
作業の終わりもボタン一つでスマートに。「作業中のファイルを全て上書き保存」→「開いているアプリを全て終了」→「PCをスリープ状態にする」というマルチアクションを登録しておけば、気持ちよく一日を締めくくることができます。
動作を安定させる「遅延」を使いこなす応用テクニック
マルチアクションを設定したのに、時々うまく動かない…そんな時はありませんか。それは、PCがアプリを起動している間に、次の操作が始まってしまうことが原因かもしれません。そんな時に役立つのが「遅延」のアクションです。
これは、操作と操作の間に意図的に「待ち時間」を作ることで、マルチアクション全体の動作を安定させるための重要な機能になります。
以下、設定方法を見ていきますね。
- 遅延を入れたい場所に追加する
アプリ右のアクション一覧から「遅延」を見つけ、動作が不安定になりがちな操作(特にアプリの起動直後など)の後に追加します。 - 待ち時間を設定する
遅延のアクションをクリックすると、何ミリ秒待つかを設定できます。最初は1000ミリ秒(1秒)くらいから試してみて、お使いのPCのスペックに合わせて調整していくのがおすすめです。 - 動作を確認する
実際にボタンを押して、全ての操作が意図した通りに実行されるか確認しましょう。この「遅延」を上手に使いこなすことが、複雑なマルチアクションを確実に成功させる秘訣ですよ。
まとめ:Stream Deck Neoのうまい使い方で、日々の作業を効率化しよう!
今回は、Stream Deck Neoの使い方について、基本から応用までを順を追って見てきました。ポイントを振り返ってみましょう。
- まずは基本から: 専用ソフトを導入し、よく使うアプリやウェブサイトをボタンに登録するところから始めましょう。
- アプリ別活用術: オンライン会議やデザイン作業など、普段使うアプリに特化した設定をすることで、作業効率は飛躍的に向上します。
- 自動化でさらに快適に: 「プロファイル」と「マルチアクション」を使いこなせば、面倒なルーティンワークから解放されます。
Stream Deck Neoのうまい使い方は、あなたの「こうだったら便利なのに」という思いを形にしてくれます。今回ご紹介した内容を参考に、ぜひあなただけの最強の作業環境を構築してみてください。
きっと、今よりもっと創造的な時間を過ごせるようになりますよ。

