気が早いですがもうすぐ卒業&引っ越しシーズンということでいらなくなった家具などの処分に困る方々もちらほら出てくる今日この頃。
私は全くそのようなイベントには関係ないのですが、物置部屋を圧迫していた家具(テレビ台)を何とか処分しようということで今回、メルカリでは唯一今まで利用したことのなかった『大型らくらくメルカリ便』を利用してみました。
家具などを便利に送ることが出来る大型らくらくメルカリ便は、らくらくメルカリ便やゆうゆうメルカリ便とは出品の仕方(商品情報の入力の仕方)や梱包・集荷の方法がちょっと異なっているので初めて利用する場合は少し戸惑うと思います。
そこで今回の記事では大型らくらくメルカリ便の利用方法・注意点を出品・取引から集荷まで、アプリの実際の画面のスクリーンショットを使ってご説明していきたいと思います。
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大型らくらくメルカリ便の利用方法~出品・取引から集荷まで~
さてここではいよいよ本題の大型らくらくメルカリ便の利用方法について書いていきたいと思います。
すでにお話ししたように、メルカリ便の中でも大型らくらくメルカリ便はちょっと勝手が違うので、実際のアプリの画面のスクリーンショットを使って注意点とともに説明していくことにします。
ちなみに今回大型らくらくメルカリ便で発送した家具は上の写真にあるテレビ台になります。
大きさは三辺合計で225㎝ということで大型らくらくメルカリ便では250サイズの対応となりました。
このサイズの商品となるとリサイクルショップなどに持っていくのも困難な上に二束三文で買いたたかれてしまいかねないので、利益を出して梱包・集荷さらには相手の家での設置までやってもらえるのは非常に助かります。
出品・取引~集荷の流れとは直接関係ありませんが、家具を配送する際に大型らくらくメルカリ便ではなくクロネコヤマト(らくらく家財宅急便)を利用した場合の送料の比較もしてみますので参考にされてみてください。
らくらく家財宅急便との比較
メルカリで売った家具を配送する方法に大型らくらくメルカリ便ではなく『クロネコヤマト』を選択した場合、ヤマトホームコンビニエンスが提供しているサービスの『らくらく家財宅急便』で家具を配送することになります。
らくらく家財宅急便は大型らくらくメルカリ便と同じように集荷・梱包・設置までを全部お任せでやってもらえる大変便利なサービスです。
大型らくらくメルカリ便と違うのは『送料がお届け先と配送元の距離によって異なる』ということです。
上の画像はらくらく家財宅急便のらくらく料金検索でメルカリで送る予定の家具(テレビ台250サイズ)の送料を検索した結果になります。
今回の配送は東京‐愛知間で、らくらく家財宅急便の250サイズでは画像にある通り7938円です。
一方で大型らくらくメルカリ便ではサイズ別に全国一律送料で、250サイズでは7398円となります。
らくらく家財宅急便のらくらく料金検索で東京‐東京間(最短距離)の送料を調べてみると7398円であったことから、大型らくらくメルカリ便は最短距離の送料を全国一律料金としているようです。
このことから、200サイズを超える家具を配送する場合は出品者と購入者の距離によらず大型らくらくメルカリ便で配送するのが最も安いということになります。
ちなみに東京‐北海道(函館エリア)で送料を調べてみたところ250サイズの家具を送る場合、9666円であり、大型らくらくメルカリ便で送る場合よりも2268円も高い結果となりました。
この送料の差は非常に大きいので大型家具等の出品では必ず大型らくらくメルカリ便を利用するようにした方がいいでしょう。
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家具(テレビ台)の出品方法
さてここではまずメルカリで家具を出品し、大型らくらくメルカリ便を利用する場合の商品情報の入力方法をアプリの実際の画面のスクショを使ってご説明していきたいと思います。
住所&家具のサイズの入力
上のスクショは家具(テレビ台)を出品した時の実際のアプリの画面になります。
①で配送の方法を『大型らくらくメルカリ便』に選択すると、②発送元の住所(出品者の住所)が表示されます。
らくらくメルカリ便とゆうゆうメルカリ便が匿名配送なのに対し大型らくらくメルカリ便は匿名配送ではないということに注意しましょう。
この発送元住所が間違っていると、クロネコヤマトの配達員さんが家にたどり着くことが出来ないので絶対に間違いのないように確認しましょう。
わたしは最初の住所登録の時に番地のハイフン『ー』が全角になっていて出品ができませんでした。
発送元住所に間違いがないことが確認出来たら、③発送までの日数を選択しましょう。
発送までの日数が選択出来たら今度は④商品の三辺合計のサイズを選択します。
大型らくらくメルカリ便が利用できるサイズは200サイズ~450サイズで、50㎝刻みで対応サイズが用意されています。
今回、私が送った家具(テレビ台)は三辺合計が225㎝だったので250サイズでの対応となりました。
サイズが選択されると上の画像のように送料が表示されます。
一見バカ高いように見える送料ですが、購入者と出品者の住んでいる場所の距離によらず全国一律料金なので実はかなりリーズナブルだったりします。
送料別販売価格の入力
商品情報入力画面を下にスクロールしていくと上のスクショのように『送料別販売価格』の項目が現れます。
大型らくらくメルカリ便以外の配送方法を選択した場合、商品代金は送料込みのものを入力するのですが、大型らくらくメルカリ便では送料とは別に販売価格を入力することになります。
スクショにあるように、送料別販売価格を6000円とするとアプリでは送料を含めた価格の13398円として購入希望者側に表示されます。
大型らくらくメルカリ便の送料は切りのいい数字になっていないので、購入希望者から『13000円に負けてもらえませんか?』などと交渉を持ち掛けられたときに価格の変更がやや面倒です。
上の画像の場合、13000円に値引きしようとすると『送料込販売価格(13000円)-送料(7398円)』を計算して『送料別販売価格(5602円)』を入力しなおすことになります。
間違えやすいので電卓で計算するといいでしょう。
取引~集荷までの流れ
さて、配送方法に大型らくらくメルカリ便を選択しての家具の出品方法についてはすでにお話しした通りです。
ここでは、めでたく出品した家具が売れた後の取引画面の操作方法・家具の集荷の方法についてスクリーンショット等を用いてご説明していきたいと思います。
集荷依頼
家具が購入されると上の画面のような取引画面が表示されます。
大型らくらくメルカリ便は匿名配送ではないので、上のようにお届け先と発送元の住所が表示されます。
取引画面を下にスクロールしていくと上の画像のように、①集荷日時を選択し②ヤマトへ集荷依頼をする画面が現れます。
この画面の『お届け日時』は購入者が指定するものなので出品者側では『集荷日時』のみを指定することになります。
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集荷への対応
指定した集荷日には事前にヤマトの担当ドライバーさんから電話があります。
私の場合、集荷時間を15時~18時としていたのですが、ドライバーさんからの電話が朝の8時ごろと12時ごろと集荷直前の14時50分ごろにありました。
8時と12時ごろの電話には出ることが出来なかったので、集荷時間直前の14時50分に電話に出ることに。
『あと10分~20分くらいで集荷にあがりますがご在宅でしょうか?』
という確認の電話でした。
この時は在宅でなかったため姉に対応を頼んでいるということを伝えると、
『どなたか対応できる方がご在宅であれば大丈夫です』
とのこと。
基本的に集荷への対応は出品者本人がすべきですが、なかなかそうもいかないという場合は家族や信頼できる人間へ対応を任せることも可能です。
集荷時間にやってきたヤマトの職員の人たちは、よく引っ越し業者が使うような布製の袋で家具をつつみおよそ5分ほどでトラックへの荷積みを終えて去っていったそうです。
全部ヤマトの方々がやってくれるのでお任せしましょう。
その際、伝票へのサインが必要になりますので出品者以外が対応する場合は事前に伝えておきましょう。
最後に上の写真にあるような『お客様控え』が渡されるので、これは取引終了までは保管しておくようにしましょう。
発送通知
無事家具の集荷が完了したら最後に取引画面で『発送通知』をおこないましょう(上の画像の赤枠のボタンをクリック)。
発送通知ボタンをクリックすると、上の画像のように配送状況と配送情報が表示されます。
また、大型らくらくメルカリ便は配送状況を詳しく確認することも可能です。
上の画像の赤い四角で囲まれた部分の12桁の送り状番号をヤマト運輸ホームページのクロネコヤマトお荷物お問い合わせシステムに入力すれば詳しい配送状況を確認することができます。
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大型メルカリ便まとめ
今回の記事では大型らくらくメルカリ便の利用方法について、実際に家具(テレビ台)を送った経験から注意点・流れなどをご紹介してきましたがいかがでしたでしょうか。
不要になった大型の家具などは粗大ごみとして出すのも、リサイクルショップに売るのも一苦労です。
またリサイクルショップなどでは恐ろしく安い値段で買いたたかれてしまうことがほとんどなので、持ち運びや梱包の手間もなくお金まで手に入る大型らくらくメルカリ便はメルカリユーザーならば使わない手はありません。
ただ、出品方法・取引画面の操作について初めてだとやや戸惑う印象があるので、この記事を参考にしていただければ幸いです。